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12月10日-03号
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  1. 石井町議会 2013-12-10
    12月10日-03号


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    平成25年12月定例会       平成25年12月石井町議会定例会会議録(第3号) 1. 招集年月日  平成25年12月10日(火曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     12月10日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     山 西  国 朗      2  番     小 林  智 仁      3  番     永 岡  栄 治      4  番     仁 木    孝      5  番     久 米  伸 一      6  番     白 川  光 夫      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     後 藤  忠 雄      9  番     近 藤  忠 夫     10  番     山 根  由美子     11  番     川 端  義 明     12  番     山 口  性 治     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   副町長            朝  日  隆  之   総務課長           黒  川     浩   財政課長           伊  延  徹  哉   税務課長           瀬  部  泰  博   住民課長           以  西  誠  司   福祉生活課長         阿  部  龍  裕   長寿社会課長         岡  田  匡  範   いきいき農業振興課長     中  村     淳   建設課長           薮  本     前   わくわく観光情報課長     田  中  達  也   すくすく子育て課長      五 反 地  由 紀 子   いのちを守る防災・危機対策課長田  中  憲  博   保健センター所長       水  口     満   水道課長           岩  佐  伸 一 郎   教育委員長          河  野  英  俊   教育長            村  山  一  行   教育次長           遠  藤  光  宏   社会教育課長         木  下  貴  雄   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         遠  藤  美  信   事務主任           堀  部  裕  之10. 会議録署名議員      5  番     久 米  伸 一      6  番     白 川  光 夫11. 議事日程   日程第1 一般質問            午前10時00分 開議 ○議長(近藤忠夫君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(近藤忠夫君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。11番川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 皆さんおはようございます。 議長の指名によりまして一般質問を始めたいと思います。 私、先般一般質問もございまして、一応通告書に出してあります農大跡地の進捗状況、町道123号線ということで、これは久米議員のほうからも聞かれましたので、ちょっと私自身のわからない点だけをお聞きさせていただきたいなと思っております。 まず、農大跡地の状況でございます。9月議会では、本年12月中に結論を出すと言っておりました。先般の久米議員の質問で農大跡地について、西側の農地は断念するというようなことで回答されとる。一部農地とは、一応西側の農地は優良農地であると、しかしながら学校敷地内にも優良農地というのがあったはずです。その点、この部分もいわゆる学校敷地内の農地についても断念をしたのかどうか、その点について答弁を願いたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 農大用地におきまして、農地に係る部分、これにつきましては昨日答弁をさせていただきましたとおり、引き続き徳島県におきましても有効活用ができればというような内容の提案をさせていただいておるところでございます。今のところは断念という表現ではございませんで、そういった活用についての可能性といいますか、そういったものがあるかどうかについて、提案という形で徳島県には提案をさせていただいたところでございます。その他につきましても、全体としましては、もし購入に至る場合につきましては軽減なりを行わさせていただきたいと、そういった内容の提案ということでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 実は私そこがちょっとわからんのですよ。というのは、10月末の公文書で利用計画案を回答したと、こういうふうな答弁であった。今も一応3分割に分けて答弁されて提案したと。しかしながら、県との覚書というのは一括購入ということでしておるわけでしょう、書いとるわけですから。石井町の公の町の印を押して、県との契約をしておると。今ごろまだそのような形の中でやっていっていいのか、私はこれがちょっとわからんのです。結局石井町は農地は持てない。それで、持てないのに何しに買うんかということを、買う買う言うんかというのを9月議会でも3回ほど同じことを聞いたん、何ちゃ返事ありません。農業法人やというのは誰かがしてくれる、ほんなもの絶対ありません。だから、そんなんはおかしいでないかと、町は買いますということでしとるから、私はその点についておかしいんでないかと。3分割の提案やというのは誰でもできるんですよ、最初からそんなんできますやん。だから、覚書に書いてあるような実施するために石井町は買うということですから、農地はやめたんですかということ。 もう一遍聞きますね、その点と県からの回答はあったんですか、なかったんですか。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 まず、農地に関してでございますが、もう農地に関しましてはこれまで農大の跡地の活用につきましては検討委員会にて検討が重ねられてまいりました。その中で3つのゾーンということでもおおむね了承いただいておるというところで考えておりますが、その中には徳島県職員の方も参加をされており、検討なされたものでございます。 この農地の部分につきましては、ゾーンの中におきまして農地及び現況農地におきましては主に交流促進ゾーンの位置づけにおきまして、徳島県農林水産総合技術センターなど徳島県関係機関との協議、連携し、具体的な活用方法を検討するものとするという中で、ゾーニングでも記載をさせておるところでございます。と申しますのは、これによりまして徳島県のほうにつきましても、このことはさきから承知のことであったかということでは思っております。また、提案等に対する回答については、まだ県のほうからはいただいていないというところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長の答弁はこれしかできんわね。実質覚書をもう一遍読んでください。一番最初には、農大跡地を買うて、その分を石井町が貸し出すと言よったんですよ。いつの間にかすりかわっとる答弁になっとんです。 検討委員会検討委員会やというのは農地の分に関してどうするかという検討をしたかどうかというん、私自身わかりませんわ。利用計画についてという、3分割にするというような利用計画を県から来とる、それはわかります。農地の件に関して石井町が持てるか持てんかという検討をした、まずしなければならなかったというのが現実なんですね。にもかかわらず、いまだにまだ買えるところが買う、それはおかしいんちゃいますか。結論を出すんだったら、私だったらもう用地は不要と、買えんからもうやめますという結論のほうがいいんです。これが一番簡単な方法なんです。結局は12月中の結論や言うたって、まだ12月は当分20日ぐらいありますけれど、結論出すのはちょっと早いかもわかりません。まだ、その間結論を出す可能性もありますんでね。しかしながら、やはりこの覚書の内容を変更されたんかどうか、もう一度、総務課長、その覚書をよく読んでいただいて、そしてこうするんだ、ああするんだということにしてください。それだけ総務課長に申しておきます。 町長、ほれで10月に公文書で県へ利用計画案を回答したという中で、利用計画案はわかります、3分割でやりました。しかし、その中でちょっと副町長が金額まで書いて送ったというような話がちらっとあったような気がするんですが、この公文書の内容を公表したらどうですか、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 公文書の公開ということでございますが、今総務課としまして考えておるところでございます。徳島県からの正式な回答も今のところいただいていないところでございまして、公開することによりまして、関係当事者、徳島県、石井町との協力関係、また信頼関係、そういったものに対して心配がございます。そういったことにも配慮をさせていただきたいと思いまして、今のところは公開ということについては、まだ公開はしないというような形でさせていただきたいと考えておるところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 現時点では県との関係で公表しないと、今のところは私も県のほうにちょっと確認もさせていただきます。県との関係というのは、県は県独自のほうで話しします。石井町は石井町の質問状の回答内容を公表するということです。どうせ実質的に我々の町民の税金を使うものですから、公表されたほうがいいんじゃないかというふうに私自身も思っております。それで、その点については申し入れだけしときます。やはり隠して隠してせずに、公表して皆さん方にこういうことだということを知っていただくというのが一番であります。何かにつけて我田引水の行政されたんではちょっと困りますんでね。 それと、ちょっと123号線も気になりましたんで、123号線、建設課長、28号線までつけるということでありました。ちょうど今現在あと一件だけ残っておるという契約で、町道の28号でなしに手前の道、農大の用地の手前まででとまっておるようで、それから先にまたこれから交渉するという。私これ以前にもちょっと聞いたんですが、なぜ28号線まで最初から交渉しなかったのかということ、これは農大の検討委員会にまた戻ってくるかもわからんけんど、その部分についてはこれ、今建設課長は新しくかわっておられると、図面書いた人は前に座っておられる。それから、話進めていっきょったのが教育次長で、関係者が3名おられるということで、どんどん買収はされとんですが、農大の分だけがまだ残っておると、なぜ当初からしなかったのかという疑問がやっぱり残ったんです。その点は今でも残っておるんですか、交渉はどのようにされておるんですか、お尋ねをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 石井123号線改良工事につきましては、全体計画では起点となります石井188号線から旧農業大学跡地桜並木沿いの町道石井28号線までに接続させる総延長715メートルとなっておりますが、本町が農業大学用地を買収するという話があったため、県との協議の中で農業大学用地の手前でとめておくのが適当であるということで、そのようにしておると聞いております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。
    ◆11番(川端義明君) 一部放棄したということでありますんで、これから交渉に入るわけだよね。今工事にかかっておって、最終的には28号線まで続くということでありますんで、新任の課長に聞いてもなかなか答弁はそれ以外のことは聞けないと思います。重々わかっておりましたんですが、この件については早急にやっていただきたいと。そうしないと、16メーターの道が3メーターの道につながって、そのまま置いておかれるというのは非常に残念なことであります。ですから、早急に交渉をしていただいて、28号まで早急に続くようにお願いをいたしたいと。私、123号線は道路ができるのは賛成しております。道路ができたら、必ず車が通る。やはりその分については、もう早急にやっていただきたいと、こういうふうに思います。 それから次に、新庁舎及び土地代についてということで通告を出しております。 この分で土地代というのは土地売買契約書の件でございます。普通は土地売買契約されて双方印鑑を押せば、やはり議会報告がされるべきであろうと私自身は思っております。しかし、この部分について、私議会報告があったように思わんのよね。この新築工事の契約というのは議会報告されました、臨時議会まで持ってね。ところが、この土地売買契約ができたという、金額もかなり5,000万円超えるでしょう。これが報告されとらんというのはどういうことであったのか、この点について、総務課長、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 庁舎建設に係ります用地の売買契約に係る報告、協議という内容でございますが、これまでにも全員協議会なりで庁舎に係る建設場所、そういったことについてはご説明をさせていただいたと私理解はしておるところでございます。また、それに加えまして予算面におきましても、用地の取得予算ということでも議会のご審議をいただきまして、ご了承いただけたものと考えておりまして、そういった面につきまして、私的に配慮といいますか、そうしたものについて私が至らなかったことがあったかということでは思いますが、そういった内容がございましたので、私どもにとりましては報告のほうはこれで完了と申しますか、協議はできたのかなというような思いを持っていたところでございます。今後におきまして財産取得といったことがございましたら、そういった場合につきましては議会の皆様に事前協議といったことには十分に配慮、心がけをしたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) これ、課長、やはり全員協議会やというのはあくまでも予備の話である。議会報告というのは、あくまでも今はこれ有線放送のテレビが通っておりますけれども、これは全町民の方々に知らせるべきところでもあるわけだね。全協というのは我々の個人的なものです。しかし、きっちりとしたことができてない。でき上がったら議会報告するというのが必至、これが通常の議会報告。ほな、何しに新築工事臨時議会まで開いて議会承認を求めたんですか。そのときにいっそ土地の部分についてもこういうことで契約できましたと報告しといたらええ。全協で説明したけん、いけるやというんはちょっと無理です。これは後で追加提案ででも出してください。私もいろいろ聞かれまして、あそこ土地買うたんか、いつ買うたんなって聞かれる。いや、議会報告がないけんわからんという。昨日も何か誰かの質問で、議員が調べて町民の皆さんに知らせたらええんじゃというような話も出ましたけれど、実質こういう分については売買契約書が完了したら、きちっと報告をするというのが行政の役目なんです。これ税金を使いよん、個人のお金ではないんです。やはり後で追加提案でもして、こういうことになりましたということで報告してください。それのほうがすっきりします。中にはちょっと見たら、県道が拡幅される部分だけはどうも残しておられるようですけれど、そういった点もきちっとね。売買契約できたんならできた、分筆登記をして、きちっとできましたという報告してください。そうでなければ、私自身ちょっと議会軽視でないかということを言います。その点、総務課長、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 事細かいところまで議員さんに言わなければ、あなたたちはわからないんですか。全員協議会で土地の移転補償、土地代はこのぐらいということでお話をさせていただいて、議会の中で予算を通していただいてる。それをあのおうちが幾らですよ、このおうちが幾らですよ、この土地に幾らですよって言わなければあなたはわからないんですか。このぐらいのことは町会議員だって調べたらどうですか。追加提案する必要はございません。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 誰がここにしましたか。何を言よんですか。庁舎新築工事の土地に関してどうですかという、ここにしなさいと誰が言いましたか。庁舎新築工事、あそこの起工式もして、売買契約ができたんかできとらんのか、議員が調べ、調べるに至ったら個人情報云々というてなかなかあんた方出さんでしょうが。そんなばかげた話しするんやめてくださいよ。土地の売買契約、この部分について、こんだけできましたぐらいの報告はしても当たり前でしょうが。ねえ、この前私も5,000平米以下の土地は議会承認要らんというて売りに出された。何をしよんですかと、貴重な町民の財産を勝手に5,000平米といえども勝手に売られたら困るということで、その部分については、平米数が5,000平米以下でも報告してくださいということで、したでしょうが。これと同じことなんですよ。実質的に庁舎の土地、この部分が5,000万円以上超えとんでしょうが、だから追加提案して、こういうことになっておりますということをやってくださいという。どこが悪いんですか、これ税金使よんですよ。その点もう一遍答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 弱った議員さんですね。じゃあ細かく説明をさせていただきます。 あなた方は総体的にお話ししたことが一つもわかってないね。農大の今の農地の問題にしたって、私が延々と県との話はこういうふうにしてますって説明しとるでしょう。何を聞いとんですか、あなたはほんま。私の所信表明、目つむってずっとしとる、ほかの議員さんの質問についても目つむっとう、ほなからこんなしんだいことばっかり、何回も何回も聞くんですよ。地鎮祭するに土地の契約しとらんとできるはずがありますか。あなたたちは総額で土地の移転補償が幾ら、土地はこのぐらいって言うてるんについて、個別に言えって言うてる。だったら、言いますよ。そのぐらいは町会議員で給料もらっとんだったら、自分で調べたらいいんですよ。総体的な予算の中で議会で報告して、私たちはあなたたちの承認をもらってるんです。その個別についてあなたはわからんって言ようる。わからなんだら聞きに来たらいいんですよ、それぐらいあなたの仕事でないですか。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 何を言うんですか。実質的に庁舎の広い土地を買うて、その分の売買契約書をしてくださいという、それを議会承認しなさいという、それは出せん、誰のお金ですか、あんた個人のお金ですか。たっすい、何を言よんですか、何を聞っきょんですか。しまいにはあんたが全部調べて報告したらええ、こんなばかげたこと私は全部言よれへんでしょうが。ここの庁舎新築工事の広い5,000万円以上のかかった金額を、その分について議会承認しとらんのがおかしいんでないかという、こんなことをね、できません、説明します、全協で説明しました、恥ずかしいこと言いなさんな。全協やというんはあくまでも前段であって、本会議で報告するというのが本来の筋道、もうちょっと勉強してください。これをせなんだら……            (町長河野俊明君「あなたが勉強したらわ」と呼ぶ) しょうもないことを言わんようにしてくださいよ。私の今の発言の時間、あなたとは違いますよ、もうちょっとそれぐらいのことはきっちりとしてください。何を、買うたけん、報告したけん、報告するというのは議会報告だということなん、もうちょっとあなたも勉強してくださいよ。私はその点については、きっちり議会報告のほうをやっていただくように申し入れしときます。 続きまして、新庁舎の設計価格と落札額の差、町長はこの差額について3億2,000万円だった、この3億2,000万円ある、これは一括契約です、8億5,000万円で落札されました。そこで、総務課長、この分、躯体が何ぼ、電気、設備が何ぼというようなことで、その点お教えいただけますか。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午前10時29分 休憩            午前10時41分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。町長。 ◎町長(河野俊明君) 平成23年3月19日の議会はあなたは出席されておりましたですね。川端議員さん、欠席やったんですか、出席されておった、どうですか。されてないんだったら、これ話ししても仕方ないね。出席されておったとしたら、平成25年3月19日の当初予算に土地代金として1億1,684万3,000円で了解を、議決をいただいております。しかし、あなたはまだわからないとおっしゃるから、条例とかいろいろ詳しく説明しますので、よく聞いてください、副町長に。 ○議長(近藤忠夫君) 副町長。 ◎副町長(朝日隆之君) 答えを申し上げます。 議会の議決を得るべき案件につきましては地方自治法なりで定められておるところでございまして、財産の取得あるいは契約に関しましては、地方自治法に基づきまして本町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例という条例が定められておりまして、これで決められております。 ただいま議題に上がっております財産の取得につきましては、土地については1件5,000平米以上のもので、かつ予定価格が1,000万円以上の不動産の取得に関して議会の議決が必要ということになっております。今回の案件は5,000平米に満たないので、この対象とならないものでございます。これが条例の第3条でございます。 さきの臨時議会でお願いいたしましたのは、同条例の2条で契約の締結、工事の締結、工事契約の締結ということでございまして、これにつきましては第2条で予定価格が7,000万円以上の工事ということになっておりますので、議決をお願いしたものでございます。この件に関しましては、庁舎全体計画あるいは予算について、これまでもご審議をいただいたところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ここから答弁を求められても議場から答弁はする必要性はないと思っております。3月19日、出席しておりました。 だから、私言いましたでしょう、5,000平米以上の部分については報告があるけれども、以内については報告しなくてもよいということで、この部分について5,000平米以上の石井町の財産はほとんどないと。だから、5,000平米以下の部分についても報告してくださいということで、私依頼したんですよ。この間、5,000平米以下で報告したでしょうが。条例なくしても、条例であっても、それは条例でなかってもそういうことは、こういうことで税金を使いましたよと、誰も言いませんわ、庁舎建てるんに財産取得について、5,000平米以下だから、ほんなん違うでしょうが。私が言よんは、条例でのうても、実質買い受けしたんだったら議会報告をしてくださいよと、こういうことを言よんですよ。何ちゃ条例で5,000平米以上の部分については言う、以下の分については言わない。だから、さっきに言うたでしょうが、私が5,000平米以下の部分についても報告してくださいということで行政側がこの間したはずです。だから、そういうことをやってくださいって。5,000平米以上で1,000万円超えるようなところ、財産取得するやというて山しかありませんわな。そういうことは……            (町長河野俊明君「山じゃ」と呼ぶ) どうでもよろしいやん。            (町長河野俊明君「山じゃ」と呼ぶ) 5,000平米以上の土地やというのは石井町は持っておりません。これは国の実際の財産、どこが持っとんですか。今だったら、ひょっとしたら忠勇の跡地がこれに当たるということです。それぐらいのことはようわかっとります。 だから、その点については町民の皆さんにお知らせするためにここで報告を出してくださいと言よん。ほんなんは条例でないけんせんでええわと、うさん臭いこと言われる筋合いのものでないでしょうが、それぐらいのことはしてくださいよ。 総務課長、それでその点は申し入れときます。やっぱり黙って税金使うやというのは、いいものでありません。ぜひやってください。 それと、さっきの躯体、電気、それから設備工事、これ含めて8億5,000万円と私も思っておりますんで、ちょっとその点について金額だけお教えいただけますか。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 請負業者のほうから見積もりの内訳書をいただいております。その内容を申し上げさせていただきます。 まず、躯体、建築工事に係る分ではございますが、これは消費税抜きの金額でございます。6億168万円でございます。また、設備工事に関しましては、全て総額含めまして2億750万円でございます。その他については諸経費ということになっております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 躯体工事6億円ね、設備が2億750万円、あとはその他ということ。 これ何しに聞いたかといいますと、私のところへちょっとうわさが聞こえてきまして、石井町の設備はいかん、営業には行かんほうがええわやというような話が伝わってきて、どうしてなと言うたら、余り安過ぎて儲けにならんと。町長も儲けにならんのだったらとらなんだらええんじゃというような発言があったけん、そういうふうな話があった人に、そういうことでしたよと、こういうことを伝えました、それだけです。ですから、ちょっとお聞きをさせていただいたらと思って。 それと、この3億2,000万円、これは設計価格と落札額の差額であります。町長は所信表明の中で、この部分については一般財源に3億2,000万円をはめると、入っておるんだというようなことで言われておりますが、私こういうことは一般財源に入るんかなというふうに思います。建設課の場合は、積み立て、いわゆる工事仕様の中で予算措置、積み上げ方式で、どこの工事、どこの工事、どこの工事ということで1億円ぐらいの数字が出てくる。その分について落札額があれば、当然そこに差益ということで当年度から一般財源に入れて、来年度使用の部分についてその分を先やろうかということで処理されておるんですけれど、この大きな金額的なものは本当に一般財源の中に今現在はめよんか、入っとんかどうかというのがもう不思議なんです。考え方によって、これは来年度浮いたけん入れるんじゃというんでなしに、私自身は設計価格と落札額の差というのはあくまでも、設計価格というのはあくまでも設計価格、架空の数字なんで、落札額というのがいわゆる本来必要とする金額ね。ということは一般財源でなしに、予算措置するのは8億5,000万円とそれから消費税の分だろうと思うんです。これも最初から11億8,000万円の予算措置してましたか、その点、町長、お聞かせください。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) なかなかおわかりにならないようですね。3億2,000万円のお金が浮いたというんはわかりますか、これは。99.9%なり100%でとっておったら、そのお金は業者に払わなければいけない、そのお金が安く落札したので石井のこれは町単工事です。町の単独工事で町の経費で出しているわけですから、その分だけお金が浮いた。そのお金で石井町はお年寄りとか子育てに政策ができる。6年間で6億円以上のお金が余ってますよ、計算したって誰でもわかるじゃないですか。じゃあそのお金、どこへ行くんですか。浮いたお金、私にくれるんですか。町民のために使うから、こういう公正な入札ができてるんです。それができてないのが上板町、ああやって捕まりますよ、悪いことをしたら。だから、石井町ええ話じゃないですか、3億2,000万円もこんなお金が余って、どんどんそのお金を有効に町民のために使おうと思ってます。一般会計へはめんと、どこへはめるんですか、誰の懐へはめる予定ですか。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 予算措置というのはね、町長、3億2,000万円のこれが浮いたから、何か3億2,000万円の事業を計画するというて予算に入れるんです。あなたの言うのは、将来的に6億円余っとるけん入れてあるやて、どこへ入れとんですか。予算措置というのは、そんなん違うでしょうが。大体計画的に積み上げ方式でして、26年度予算はこういうことだということで一生懸命職員の皆さん方は計画して出してきよんでしょうが。その中の6億円浮いたや、こんなんはもう既に過去形になっとんです。これから先にこういう事業はこれだと、余ったお金でこんなんするやというんではない、6億円余ったんだったら、ほんなら懸案事項したらええんでしょうが。なかなか石井町の懸案事項とも、火葬場、それから焼却場、いろいろあるでしょう。ようけ余ったというんだったら、そっちの方向性に向けたらいいんですよ。ですから、町民を惑わすような発言というのは極力避けていただきたいなと、将来的に入れる、目的があって入れるんなら私もわかります。しかしながら、あなたの言よることは、差益が出たけん、これを一般財源に入っとりますや、こんなんは無理です。もう少し研究していただかなんだら、できませんね。 次に、設計価格と落札額の差が多く出ると、このような落札額で石井町の顔である石井庁舎が立派に建立されるのかどうかということに不思議に思うのは私だけではないと思います。特に今回は食品偽装、疑惑等があり、疑惑を拭い切れないというのが私自身の思いであります。 そこで、今回石井町は建設工事請負者提出一覧表の提出を義務づけているのかどうか、これは設計事務所のほうできちっと義務づけされておると思うんですが、この点石井町は提出一覧表というのを業者に義務づけているかどうか、その点についてお聞きをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 義務づけております。提出させております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 義務づけしておるということで、提出させておるという答弁であります。これは確かに8億5,000万円もの金額でございますんで、かなり膨大な資料になろうかと思います。 そしてもう一つ、石井町から管理者は、立会の管理者、これは出すのか、それとも設計事務所のほうに全部出すのか、その点答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) 役場の職員と管理委託しております業者とで協議いたしてやっております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ほな、法定検査の中で工程の部分についても協議をされておるということで、一応検査も立会されるわけじゃね、それなら私も何も言いません。その点については石井町のほうから建設課長が代表として出るんでしょう、あなたの印鑑がなければなかなかできないというようなことであろうと思います。ほいで、私自身もさっきも言いましたように、提出された資料ですね、建設工事請負者提出一覧表というのを私自身も一度見せていただきたいなと思うんですが、その点いかがでございますか、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午前10時58分 休憩            午前10時58分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) 後日提出させていただきます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ぜひひとつ閲覧させてください。 それから、この工事について、一括の8億5,000万円ですから、追加工事の有無についてお聞きをいたしたいと思います。その点、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 追加工事に関しましては、設計内容に大幅な変更がある、そういった場合についてはまた追加の工事ということも必要なかと思いますが、また建設工事の請負約款のほうにおきまして、その20条、これに該当する場合、そういった場合については追加発注、そういったことも必要な場合もあろうかとは思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) なぜこういうことを聞くかといいますと、今まで安い工事とったときには必ず追加工事があるんですね。ですから、一遍聞いてみたんです。 それと、再度私ここで質問しますが、躯体工事について町内業者オンリー、また下請業者は町内業者が入れるのかどうか、その点どのような指導をしておるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 町内業者の参加ということでございますが、できる限りは町内業者の活用というところでのお願いをしておるところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) それを聞いて安心しました。 この前、私も質問せなんだが、浦庄小学校の耐震化、あれひょっと見て、町外業者がされたんじゃけれど、石井町内業者が一つも入ってなかったやというような声が出ましたんで、ちょっとお聞きしといたらというふうに思いましたんで。ぜひ町内業者優先ということで躯体工事は出してください。一括で出さんようによろしくお願いいたします。 さて、今回は特に上板中学校体育館請負業者が落札して、この業者自身に疑惑の始まりであって、また石井町で高浦中学校体育館工事、藍畑小学校の耐震工事を請け負った業者、これ名前が出ておりますので、大和建設工業もKさんに300万円渡したというような談合疑惑というんですか、金銭授受もあったというような問題があったから、私こういう質問もさせていただきました。しかしながら、時効といえどもやはり私自身も民間業者はいわゆる3年、町長の官製の有無については4年というような時効制度を利用されて、今回上板町も出たわけです、悪いことしたわけですから。ただ、しかしながら私自身だって、この上板中学校の体育館の業者の方がとられたというのには、やはり疑惑は拭い去れません。ですから、町民の皆さんもそれなりの疑惑というのは持っておられるかと思います。これから先、建設課長も一般請負報告書を義務づけたということで、石井町からも1名管理者として出られるということでございますんで、その点についてのやはり厳重検査をお願いしまして、私の一般質問は終わらせていただきます。 ○議長(近藤忠夫君) 1番山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) ただいま議長よりお許しをいただきました山西国朗でございます。 ただいまから通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。どうぞ理事者各位には真摯なご答弁をいただきますようによろしくお願いを申し上げます。 1点目でございますが、住民の個人情報の管理についてお尋ねをしたいと思います。 昨年の11月、神奈川県逗子市で発生したストーカー殺人事件において、犯人より依頼を受けた探偵業者が市役所納税課から被害女性の住所を入手したとの事件が発生をいたしました。この被害女性は閲覧制限を申請しており、逗子市の対応が悲劇を招く結果となりました。石井町では閲覧制限、そして住民の個人情報の管理体制はどのようになっているでしょうか、逗子のような事態を招かないよう万全の態勢をとっていただきたいと考えますが、住民課長のご答弁をお願い申し上げます。 ○議長(近藤忠夫君) 住民課長。 ◎住民課長(以西誠司君) 住民の個人情報の管理についてですが、私たちは石井町個人情報保護条例に基づきまして個人情報の適正な取り扱いに努めているところであります。 まず、電話による個人情報の問い合わせについてはお答えしておりません。戸籍証明書、住民票の写しの請求や戸籍の届け出、住民票の異動届をする場合には、運転免許証等で本人確認をさせていただいております。そして、DV及びストーカー行為等の被害者の住民票の写しや戸籍の付票の写しは、被害者からの申し入れにより交付制限を行っております。本人以外からの交付請求については、不当な請求として拒否しております。また、コンピューターの端末画面にも、被害者の情報については税務課をはじめとする関係各課に警告文が出るようになっております。関係各課におきましては、このような事件の報道があるたびに個人情報の管理については厳正な職務を遂行するよう協議いたしまして、徹底対処しているところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。ぜひ万全の態勢をとっていただきたいと思いますし、先ほど住民課長にご答弁いただきましたが、これは恐らく税務課もそうだと存じますし、またそれ以外でも同じようなことが言えるんでないかと思います。役場全体として、個人情報の管理につきましては細心の注意を払っていただきたいと要望しておきたいと思います。 2点目でございますが、徳島情報伝達訓練についてお尋ねをいたします。 今年の12月20日、14時ごろから徳島県の主催により携帯電話等による徳島情報伝達訓練が県内全域を対象に行われると伺っております。そこで、石井町としてもこの機会に町民に十分周知し、町内を挙げてこの防災訓練に参加してはいかがかと私は考えますが、石井町としてはどのようなご対応をされるのか、ご答弁をいただきたいと思います。 また、この際役場庁舎内でも職員の皆様方を中心にこの防災訓練に参加してはどうかと考えますが、その点も含めて担当課長の答弁を求めたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) 山西議員のご質問にお答えいたします。 12月20日金曜日午後2時ごろの予定で徳島情報伝達訓練が行われます。徳島県内限定で皆さんの携帯電話に訓練緊急メールが届きます。このことについて、昨日県より連絡がありまして、NTTドコモより緊急速報メール配信の手引が改定され、今回地震発災を想定した訓練の合図として使用できないと連絡がありました。しかし、大津波警報の訓練を想定した内容の合図であれば使用できるということで、石井町としましても各関係機関に文書による周知をしていることもありますことから、内容は大津波警報となりますが、当初の予定どおり地震から身を守る行動をとっていただくようお願いをいたします。戸惑う方もおられると思いますが、あくまでも訓練の一環ということでご了承願います。 訓練当日は、役場庁舎内においても職員が身を守る待機行動をとるよう事前周知を行います。また、その時間帯に来庁されてる方についても訓練に参加をしていただけるようお願いをしたいと考えております。メールが鳴ったときの行動でありますが、1分間程度しゃがむ、頭を隠す、じっとする等の身を守る待機行動をとっていただくようお願いをいたします。 訓練に当たり2点ほどお願いがございます。訓練緊急メールはマナーモードにしておっても鳴ります。鳴ってはいけないところでは、この時間帯は電源を切っていただきますようお願いをいたします。もう一点ですが、車を運転中は携帯が鳴っても携帯の操作はしないでください。あくまでも訓練でありますので、状況に合わせた行動をお願いいたします。訓練により、いつでも待機行動がとれる習慣を身につけていただくことが一番の目的でございます。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 課長の答弁を聞いて驚きましたが、徳島情報伝達訓練の周知は石井町でも各自主防災会に通知をしたり、あるいは最近お店に行けば掲示板とかにも張ってあったり、本当に多くの関係各所に周知をされているなと。有線放送でも流れておりましたので、拝見をしておりまして、ああ、よかったなと思っておったんですが、これ徳島県が地震の訓練をするということでこのチラシもいただいてるんですが、これが地震ではなくて津波の訓練になるということでしょうか。            (いのちを守る防災・危機対策課長田中憲博君「内容がね」と呼ぶ) それは徳島県も改めてこれ県民に周知してるんでしょうか、ちょっと今初めて聞いたものですから、ちょっと改めてご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) 昨日連絡がありましたので、議会終了後、私南海地震の担当の課長補佐に連絡をとりまして、これから周知、石井町におきましても全保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校と自主防災、文書を全部周知しておりますので、内容等について変更はちょっとやりにくいということで県のほうにも伝えまして、県のほうもいしいケーブルテレビのほうで訓練の内容を流されておりますので、ケーブルテレビのほうの内容変更をしていただけるようには依頼をしております。石井町におきましては、もう文書周知をしておりますので、内容は違いますが、もう地震から身を守る行動をとるということで今回はするということで、県のほうにも伝えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。 県のこれはミスでしょうかね。これは県が考えることですからあれですけれども、ぜひこういう事態になってしまったので、もう一度できる限りの周知をするしかないと思いますんで、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 3点目でございますが、屋外のイベントでの火の使用による露天商への対応についてお尋ねをしたいと思います。 今年8月に京都府福知山市の花火大会会場で露天商による爆発死傷事故が発生をいたしました。石井町でも毎年飯尾川公園夏祭りをはじめ、各種イベントを数多く実施しているわけでありますが、その際の対応について担当課長のご答弁をいただきたいと思います。 また、これはもしかしたら町というよりかは広域の消防組合のことになるかどうかちょっとわかりませんが、総務省の消防庁より屋外イベントで火器、火ですね、火器を使用する露天商や主催者に消火器の配備などを義務づける条例の制定を全国の市町村に求める方針を発表されております。この条例制定のことも含めて観光課長のご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) わくわく観光情報課長。 ◎わくわく観光情報課長(田中達也君) お答えいたします。 福知山市の花火大会ということで、爆発死傷事故ございまして、石井の夏祭りにつきましてはその前であったという形で安全対策等は適宜毎年やっておりますが、こういう形の事故報告を受けて、その後の反省会のほうで移動店舗さん、模擬店さんと協議をさせていただきました。また、移動店舗さんにおきましては消防のほうより指導がありまして、消火器の備えつけを必ずやれという形で今後も検討課題の一つとして上がっていくと思います。 また、石井町の夏祭りではございますが、ガソリン携行缶を使用した店舗はございません。それで、発電機のほうにつきましては、実行委員会のほうで用意しております。開催中につきまして給油作業等は行いませんので、また燃料につきましては軽油を使用しております。そういうことがございますので、福知山市のような大きな爆発事故の発生はないと思っております。ただ、プロパンガスを使用しているという店舗が数店ございますので、名西消防組合と協議をいたしまして、安全対策をとっていこうと考えております。 それと、条例制定の件でございますが、条例制定につきましては消防のほうの管轄となります。昨日名西消防のほうでちょっと協議をさせていただきまして、名西消防火災予防条例を制定しております。12月の末ごろになると思いますが、消防庁のほうより通知があるというふうな形、議員さんおっしゃられてましたので、通知があれば早急に対応していただけるという形で確認をとっております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。安全第一の対応をお願いしたいと思います。 続きまして、渡内川周辺の水害対策についてお尋ねをしたいと思います。 最近の台風襲来や局地的な大雨で渡内川が増水して、周辺の家屋が床上床下浸水等の被害が特に城ノ内地区や白鳥地区を中心に多く発生しております。もちろん飯尾川とあわせて河川改修を行っていかなければならないと思いますし、また両河川とも県の管理であると思いますが、やはりこれは町民の不安を解消するためにも、さらにこれからも取り組みを進めていかなければならないと考えます。 そこで、建設課長に今の現状をどのようにお考えであるでしょうか、また今後の対応策について、先般仁木議員さんも質問されておりましたので、少し重なるかもわかりませんが、改めてご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 渡内川につきましては、飯尾川の支流ということで飯尾川には大規模な改修計画がありますが、現在渡内川には改修計画はございません。このため本町では、これまで渡内川の河川管理者である県、吉野川庁舎に対しまして、内水面被害の軽減に向けた対策を講じてくれるよう、長年にわたり要望活動を続けてまいりました。このたび要望のかいもございまして、渡内川の吐き出し部分の隅切り工事が完了し、これまで飯尾川と渡内川とが直角に交わることで渡内川から流出する水の流れは悪くなっていた原因も解消しまして、流れやすくなりました。また、あわせまして、すぐ下流にございます飯尾川の加減堰右岸の撤去工事も完了いたしております。これより今後は渡内川下流域における浸水の被害の軽減が図られるのではないかと期待しております。 しかしながら、渡内川上流域につきましては河道幅の非常に狭いところがございます。洪水時には浸水被害を繰り返していることから、町では通行止めのコーンを設置して回っておりますが、抜本的な浸水対策が必要であると考えております。このようなことから、引き続き河川管理者である県に対しまして浸水被害の状況を強く訴え、現状把握の上、早急に改善策を講じてくれるよう要望活動を継続していきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。引き続きよろしくお願いをしたいと思います。 続いて、学校における暴風警報や大雨警報発令時の対応についてお尋ねをしたいと思います。現在町内の学校では、暴風警報が発令している場合は自動的に臨時休校ということになりますが、大雨警報の場合は学校長、連絡協議会、そして教育委員会との判断で適宜対応するということになっております。しかし、最近局地的な大雨等で町内各所が洪水になるため、児童・生徒の安全面を最優先する上から、大雨警報発令時も自動的に臨時休校にしてはどうかと考えますが、このあたり教育長の見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 登校前にその他の警報が出ていて、例えば今議員さんおっしゃった大雨警報のようなものでございますが、今後暴風雨等が予想されるなど判断のしにくい場合などは、天気予報等を十分考慮しまして、幼稚園、小学校、中学校、校長会会長が教育長と協議しまして6時から6時30分の間に決定し、臨時休校となれば速やかに連絡網を使って連絡する体制をとっていきたいと、このように考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 今現在の現状については大変よくわかりましたが、大雨警報発令時も自動的に休校にしている自治体も県内であるようですので、このことも今後私は検討課題でないかなというふうに思っております。改めて教育長の見解をお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 議員の述べられたとおり、現在徳島県地方に大雨警報が出ると、そういうふうなときの大雨というのは以前と違って非常に大雨の量がひどくて、河川の増水も考えられます。当然子供たちの通学にいろいろな危険な状態が起こり得ると、そういうふうに考えております。現在のところは大雨警報で休校にするというふうなことはできておりませんが、今後そういったことについても各校長会等、あるいは学校等の通学状況等々についていろいろと協議する中で、必要であればそういった対応も考えていきたいと、そういうに考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、小・中学校全国学力テストについてお尋ねをしたいと思います。 昨年の小学校及び中学校で実施をいたしました全国学力テストの結果につきましては、今議会の議案説明の中で町長から、町内の小・中学校の各校の結果が、順位がほぼわかる形で公表をされました。来年度の学力テストから結果を公表することはそれぞれの教育委員会の裁量に委ねるとの方針を文部科学省は打ち出しておりますが、現時点では結果を公表することは文部科学省の実施要領において禁止しており、明らかなルール違反と考えられます。この点、教育長の見解をお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 学力テストの公表については、今議員がおっしゃったように、市町村別、学校別の成績を公表することは禁じられております。しかし、このたび文部科学省は来年度から学校別の成績の公表を解禁する、そういうふうな文部省の方針が出ました。そういう中で先日、町長のほうからの概要説明の中で石井町の学力について述べられたと、そういうに思っておりますが、あくまでも学校の位置を示したと、そういうふうに私たちは捉えております。そういう中で先日の徳島県議会で徳島県の教育長は、全国学力テストの学校別の公表については序列化や過度な競争を生じさせないようにする必要があると、そういうなことで慎重に対応する、そういうふうな県の教育委員会の状況が示されました。石井町教育委員会としましては、学力テストで判定できるのは学力の特定の一部であり、学校やランキングがどうだというのは本質を見失うことがあると、そういうに考えております。子供一人一人の学力を把握し、よりよい教育改善指導につなげるというテストの本来の目的が果たせるよう取り組んでいきたいと、そういうに思っております。公表についてはこれから慎重に対応していきたいと、そういうふうに考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 公表する際はより慎重に対応する必要があると私は思いますし、結果を受けて行政として公表する場合は、行政の責任として、これは例えば加配を見直すとか、あるいは少人数学級を促進するとか、そのような対応策をあわせて発表しないと、点数だけ、あるいは順位だけがひとり歩きする危険性があるのではないかと私は考えております。懸念事項も多く指摘をされておりまして、先ほど教育長の答弁にありましたように、県教委の佐野教育長も若干慎重な立場のご発言をされているようでありますので、この点十分今後配慮をいただきながら、慎重な対応を求めたいと思います。 続きまして、土曜日授業の実施についてお尋ねをしたいと思います。 12月3日の徳島新聞の朝刊に、石井町が土曜日授業を来年度から実施することが決まったとの報道を受けまして、私は正直大変驚いたところであります。と申しますのも、全員協議会でも、あるいは文教厚生常任委員会でも、全く実施をするということについては知らされておりませんでした。初めて聞く内容でございますので、実施についての趣旨や理由あるいは内容について、教育委員会のご説明をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 土曜日授業の導入についてお答えいたしたいと、そういうふうに思います。 土曜日授業については、私が教育長に就任してから、土曜日授業についての協議は石井町の教育委員会、そしてまた石井町の小学校、中学校の校長会等々で土曜日授業の導入についていろいろと話し合いをしてまいりました。そして、本年3月議会で、現在議長の近藤議員さんの土曜日授業の質問が大分実施についてのされました。そのとき私のほうから、答弁については文部科学省の方針などの状況を見ながら対応していきたい、そういうふうな答弁をいたしました。それ以後、そういった土曜日授業については文部科学省が土曜日授業に関する検討チームを本年6月に立ち上げて、そして中間まとめ的な文部省の方針を示しました。といいますのも、土曜日授業については現在全国的にだんだん実施する市町村が多くなった、そういうふうな実態を踏まえて文部科学省が検討チームを立ち上げて、中間まとめを示されました。そういう中で本年9月に文部科学省のほうから土曜日授業に関する検討チームの最終まとめというのが出されました。そういった文部科学省の積極的に土曜日授業を導入しようと、そういうふうな流れの中で、石井町教育委員会、そして校長会等で土曜日授業の導入についていろいろ協議を始めました。そういった中で本年9月には、土曜日授業に対する保護者と先生方、あるいは児童・生徒のアンケートをとればということで、アンケートもとると、そういうことで計画をいたしました。そういった中で本年の10月18日に、教育委員会のほうで来年度土曜日授業の導入を実施をしようと、そういうふうなことを決定をいたしました。そして、同じく10月18日の日に臨時の校長会を開いて、来年度から土曜日授業を月1回程度実施をしたいと、そういう旨を校長会に告げました。 以上のように、土曜日授業については全国でたくさん実施をする市町村が増えた、そして文部科学省も検討チームを立ち上げて、そういった規則の改正についても改正をされた。以前は土曜日授業については、特別な必要がある場合に限られて土曜日授業が実施できました。しかし、文部科学省はこのたび市町村の考え方、市町村の状況によって土曜日授業ができると、そういうふうに規則が改正されました。 もう一つ、一番大きな原因は、文部科学省が来年度約2,700校ぐらいの土曜日の指定校を指定をして、そして来年度予算に20億円の予算を計上する、そしてそういった予算が市町村の教育委員会として必要かと、そういうふうな文部省からの問い合わせがありました。そういう状況の中で石井町といたしましても、土曜日授業についての導入について現状のような状況になっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) まず、この質問をさせていただく前に申し上げますが、私は土曜日授業を実施するということについて、決して反対をするものでもないというふうに思っております。その前提で以下質問をさせていただきたいと思います。 先ほど教育長が学校の先生方、それから児童・生徒、保護者にアンケートをとったということでご答弁をいただきました。アンケートの結果を私もいただきましたけれども、確かに保護者の賛成が、賛成、どちらかといえば賛成を合わせますと66.3%であります。しかし、その一方で児童・生徒においては、賛成、どちらかといえば賛成を足して大体17%弱、教職員に至っては、賛成、どちらかといえば賛成を足して4%弱であります。この数字を見て教育長はどのようにお考えですか、十分実施に踏み切れる状況が整ったというふうにお考えでしょうか、改めてご答弁を求めたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 保護者、そして先生方、そして児童・生徒にアンケート調査をしました。そういった結果だけで土曜日授業を導入したと、そういうなことでは決してありませんが、そのような保護者と教職員、そして児童・生徒のアンケートの数字というのは、石井町だけでなくて全国的な土曜日授業のアンケート調査の数字とほぼ似ていると、そういうふうな理解をいたしました。そういう状況の中で、先ほど申し上げましたように、アンケートの結果だけで土曜日授業を導入したということではありませんが、今お話ししましたように、アンケートも一つの実施の条件というふうなことで考えました。そして、このアンケートの結果で土曜日授業を導入しても、そういう状況でいいのかとか、あるいはそういう状況であったのかと、そういうな質問ですけれども、私はそういうアンケートを受けて土曜日授業を実施をしようとそういうふうに考え、そして町の教育委員会で協議をいたしました。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 教育長からは少し苦しい答弁であったかと思います。 学校現場の子供たちや先生方の意欲が余り高くない状況で実施に踏み切るというのは、そりゃあいろいろ感じ方はあると思いますが、私は少し疑問を感じているところであります。全国とほぼ似ているアンケート結果が出たから、それでよしなのかどうなのか、やはり少し先ほどの答弁には私は疑問が残りますが、それはさておいて、では教育委員会でも議論をしたということで、冒頭教育長から答弁をいただきましたけれども、教育委員さんの中からは一体どんな意見が出たんでしょうか、全員満場一致で来年度から実施に向けて賛成だという意思を得られたかどうか、ご答弁ください。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 河野教育委員長も同席しておりますが、教育委員会では土曜日授業については全ての教育委員さんに理解を得たと、そういうふうに思っております。 教育委員さんのどういうふうな意見があったか、そういうふうなことですけれども、教育委員さんの意見の中には、子供に十分配慮した土曜日授業の内容に心がけてほしいと、そういった意見もございました。そしてまた、先生方の勤務の状況についても十分配慮をしてほしい、そういった意見がございました。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 子供たちに配慮してほしい、あるいは先生方に配慮してほしいという意見は、それはいろんな考え方ありますが、私はこれ慎重な意見と思うんですけれど、それは教育長はそういう意見があっても十分賛同を得られたという答弁でなかったかと、今ご答弁を聞かせていただきまして私は思いました。 そして、もう一点なんですけれども、昨日教育委員会のほうで土曜日授業の基本方針で教育委員会でお諮りした、議論をしたときの資料をいただいたわけでありますが、なぜ土曜日授業かという理由が書いてあります。 1つは、文部科学省の土曜授業の導入に向けてさまざまな取り組みがあると、先ほど教育長も答弁いただきました、検討チームがまとめて予算要求、調査等もあると、そういう流れがあるということです。それから、保護者の賛成が66.3%あるということともう一つ、町長の強い意向があるという理由でございます。この資料を見て、私は大変びっくりをいたしました。実施の理由に町長の強い意向があるというのは、私は何のための教育委員会なんだろうかと。私の認識では、教育行政は町長部局からは独立をしているというふうに考えておりますが、この点について教育長の見解を伺います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 土曜日授業の導入については、先ほど私がお話ししましたように、文部科学省の方針が導入に向けて強い方針が示された、それが一番大きな原因でありました。そしてまた、アンケートをとる中で保護者の方も賛成の意見を得ました。そういうふうなこと、そしてまたこれは河野町長が土曜日授業だけでなくて、子育て支援日本一を目指す、そういうふうなことでいろいろなことをされています。耐震であったり、特にこの土曜日授業を導入するに当たって、これから細かい内容について詰めていくわけなんですけれども、昨年、今年にかけて、小学校、中学校に空調が導入されました。これは徳島県の市町村では本当に先進的な事業で、空調が取り入れられて、子供たちの教室での学習環境は夏暑いとき、そしてまた冬の寒いとき、そういうことに限らずに一年中いい環境が与えられる、そういったことが大きな原因であります。 先ほどお話ししたように、町長の土曜日授業を教育委員会で考えてほしいという意向を受けて、教育委員会で協議をして、土曜日授業についての検討をして決定をいたしました。議員のおっしゃるように、教育委員会は独自であると、そして町長部局とはいわゆるある程度距離を置いて教育委員会は独自性があるんだ、そういうことについては私も十分承知をしとります。今回の件は、もう一度繰り返しますが、文部科学省の大きな積極的な方向転換があった、それが一番大きな理由であります。以上です。よろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 教育委員会と町行政というのは、毎日8時45分からいろいろな部分について打ち合わせをしております。当然教育行政について町長が口を挟むつもりはありませんが、いろいろな先進的な取り組みについては助言をしております。その中で例えば幼稚園の給食問題、あるいは預かり保育の延長問題、あるいは中央公民館とか前山体育館の休日数を減らして、できるだけ町民のためにそれを開放する、そういうことについては教育委員会部局でございますけれど、町民の声を聞いて教育長にお話をする。それで、今度の土曜日授業についても私は前から言ってますように、白川議員さんがいつも教育問題、英語授業について打ち合わせする中で、全国で土曜日授業というのはどういうことをやってるんかな、アンケートどんなんだろうか、たしか3月議会か6月議会にお話ししたと思いますが、全国のアンケートの調査では80%以上のご家庭の中で土曜日授業を再開してほしい、それも週1回再開してほしいというアンケートが大多数を占めております。これは朝日新聞の結果でございます。その中で例えば名古屋市では、2014年度から体験型学習プログラムを市内の小学校でモデル実施をする。あるいは文部科学省でも地域と連携した体験学習を推進している。その中で教育委員会とお話しする中で、教育長、とにかく土曜日授業についてやってみようじゃないですか、それでその結果について保護者の意見をいろいろ聞いていって、直していったらいいんですよ。例えば全国の調査の中で週1回ええと行っても、週1回すぐ実施するのは難しい。だから、一月に1回3時間授業をする中で、もしよろしかったら、例えば石井町のいろいろな文化協会の人たちの応援もいただいて、地域と連携した体験学習ができるんじゃないかということは話をしております。この土曜日授業については、ミニタウン集会について5地区において、私が全てにおいて町民の方にこういうことを実施しようと思ってます、意見はどうですかということをお話をさせていただいております。 ついでに1つだけ言いますが、学力テストの私が公表したことについてアンフェアじゃないかというお話がありましたが、全国では知事が音頭をとって学力結果について公表しているところもあります。私が言いました学力テストの結果報告というのは、きちっとした数字は言ってません。20位以内ですよ、あるいは全国平均よりも少し少ないですよ、そういうことを公表することによって、各小学校の校長先生なり教員は、どうして私たちの学校はこなに何十も落ったんだろう、頑張らにゃいかんな、私たち教育方針もっと勉強しようじゃないか、プラス思考で山西さん考えにゃあ、だめですよ。公表したらだめ、これもだめ、土曜日授業もだめ、これもだめやというんでは、やっぱりやってみてどういう結果が出るか、それによっていろいろ直していったらいいんですよ、そういう前向きな方法でとっていただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。
    ◆1番(山西国朗君) いろいろご答弁いただきましたが、町長から今おっしゃられた学力の公表については、静岡県の知事ですか、それから大阪もそうですけれども、一部自治体で学力結果を公表した地域がありますが、基本的に文部科学省の見解は公表することを禁止しているということで、現時点でありますけれど、禁止していると。来年度からは各教育委員会の判断に委ねるというのが基本的な方針であります。これ違反したから法的罰則があるとかどうとかというものではありませんが、私は基本的には石井町は日本国ですから、日本国内にありますから、文部科学省の方針にある程度従うのが私はそのほうがいいのではないかなというふうに考えたので、そのように先ほど指摘をさせていただきました。ただ、法的拘束力ありませんので、それを発表したからどうだとかというのはないということはつけ加えさせていただきたいと思います。 それから、教育長の答弁をいただきました。私、大変窮屈な答弁に聞こえました。教育委員会は独自性があると、町当局からは、町長部局からは距離を置いてという教育長のお考え、お聞かせいただいて安心をしたところでありますが、だったらですね、もちろん町長が教育行政に対して、あるいは子育て支援のことについていろんなお考えがあるということは私も承知してますし、もちろん石井町の町長ですから、あって当然だと思ってます。ただ、教育行政についてはやはり少し距離を置いて、いろんな町長部局の方針あるいは要望がある、ある中で本当に現場に落とし込んでいけるかどうかを最終決定するのが私教育委員会の役割だと思っております。その上から私は教育委員会の今回の土曜日授業の決定について、その理由3点あるうちの一つが町長の強い意向があるということを文書に盛り込むというのは少し違和感を感じているので、指摘をさせていただいたところでありますので、それを今後教育委員会がどのようにお考えになるかはお任せをいたしますが、私の考えというのもこのたび指摘をさせていただきました。 では、ちょっと具体的な質問に移りたいと思いますが、これタウンミーティングでもある町民の方が指摘をされておったかと思いますが、スポーツ少年団での活動や中学生の部活動において、石井町だけが先行して土曜日授業を実施するために、大会あるいは練習試合などの日程が重なった場合にどちらを優先するべきでしょうか。スポーツ活動を優先した場合は、これは欠席扱いになるのか、それとも公欠扱いになるんでしょうか、そのあたり教育長の見解をお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 土曜日授業を実施しているときにスポーツ少年団活動、そしてまた中学校の運動部活動、文化的な活動が重なった場合にどういうふうな処置になるのか、そういうふうなご質問でありました。石井町のスポーツ少年団は15ございます。そして、235名の小学生の子供たちがスポーツ少年団活動をしています。率としたら17.3%ぐらいの子供たちがスポーツ少年団に所属しております。中学校は石井、高浦、両中学校で約90%ぐらいの子供たちが運動部活動、そして文化的な活動に所属をして活動しています。来年度から実施する月一回の土曜日授業に中学校の大会とか文化的な活動が重なった場合には、中学校は教育活動として実施をしておりますので、子供たちがもしそのときに対外的な試合、行事に出た場合には公欠になります。しかし、小学校のスポーツ少年団活動は学校教育活動外でやっておりますので、土曜日にスポーツ少年団活動をしている児童が大会に出た場合には、現在のところ欠席と、そういうふうな状況になると、そういうふうに思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午前11時54分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 小学生のスポーツ少年団については欠席扱いになるという答弁でありました。どちらにいたしましても、子供たちのスポーツ活動が萎縮するおそれがあることを指摘をさせていただきたいと思います。 2点目でございますが、教員の、先生方ですね、教員の代休についてお尋ねをしたいと思います。土曜日授業を実施いたしますと、教員の勤務時間が法令で定められている時間数を計算上オーバーすることになります。この点の対応について、改めて教育委員会の見解をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 教員の勤務時間のオーバーした分ということなんですが、基本的には夏休み、冬休み、あるいは1月の正月、短いんですけれど、休みとか、そういった休暇中に代休をとると、そういうなことで今現在は話をしております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 夏休み中、あるいは冬休み中といえども、特に中学校の先生方は部活動もありますし、さらに新人の教員には初任者研修、また10年目の教員には10年次研修という、先生方も大変休みのときには研修等々も多くございます。いろんな想定をしなければならないと考えますけれども、仮にこの代休をとることが難しい場合はどのようにお考えですか、ご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 教員の代休については、今お話ししましたように、休暇中、夏休みとか長期休暇中にとるということで話は進んでいますが、今議員のお尋ねのとれなかった場合、そういうなことは想定しておりません。先生方の休暇をきちっととるような方法を考えていきたい、そういうに思っています。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) とれない場合を想定していないという答弁ですが、私は少し無責任でないのかなというふうに思いました。やはり法令に基づきますと、この代休がとれない場合は休日給、いわゆる残業代として現金で補償するということになっております。今の教育長の答弁からしますと、この休日給というのは支払うつもりはないということでよろしいでしょうか、確認の意味でご答弁いただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 代休については、徳島県教育委員会が土曜日検討委員会を設けて検討しています。その中で教員が代休をとりやすいような、そういったいわゆることを考えるというふうなことの情報もあります。そして、徳島県教育委員会は12月中に方針を出すと、そういうふうに申しております。そういった中で教員の代休のとり方も県の教育委員会から示されると、そういうなと思っております。そういう状況を踏まえながら、石井町教育委員会として対応していきたい、そういうふうに思っています。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) ということは、現時点ではまだ決まっていないということで私は解釈をいたしました。 3点目ですが、土曜日授業の実施中の管理体制についてお尋ねをしたいと思います。 通常教育委員会の業務は、役場に準じて土日、祝日は休業であると思いますが、学校現場で土曜日授業中、事故等が発生した場合の管理体制につきまして確認をさせていただきたいと思います。土曜日授業を実施する日は、もちろん教育委員会はこれは休業するわけにはいかないというふうに思いますけれども、教育長の方針をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 土曜日授業実施中の教育委員会の対応、そしてまた緊急時の対応ということですが、土曜日授業が月一回始まります。そういった土曜日授業が始まった、そういう勤務のときは、教育委員会は私なり、次長なり、職員が出勤をして対応しようということで現在検討しております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) その際の出勤は、教育長あるいは教育次長のみでしょうか、それとも教育委員会の職員さん全職員でしょうか、もう一度ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 勤務体制は現在のところ、教育長、教育次長、あるいは担当の職員ということで話をしておりますけれども、全部の町の職員が出勤して対応するというなことは現在考えておりません。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) これも現在のところは検討中ということの答弁をいただいたと解釈をいたしました。 今3点ほど質問させていただきましたけれども、一連のご答弁を聞かせていただいておりますと、どうしても現時点での準備不足は否めないと思います。現在のところ検討中ということで、まだはっきりと具体的には決まっていないというところであるということが大変今回の私の質問でよくわかりました。アンケート結果も肝心かなめの児童・生徒や先生方の賛成は決して多いとは言えません。教育委員会でも慎重な声が委員さんの中にもあるということもわかりました。まだまだ議論しなければならないことは多いと思います。 最後に、申し上げますが、これも事前に文教厚生委員会などで諮っていただければ、私もそのときにこのように指摘を、そのときそのタイミングで指摘をさせていただいておったと思いますけれども、今回何も報告がなかったものですから、議会でこうして少し細かいところまで確認をさせていただいたところでございます。もう実施することが決まったようですから、あと3カ月、しっかり準備を進めていただいて、ぜひ意義深い土曜日授業にしていただくことを要望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ただいま議長によりご指名いただきまして、一般質問をさせていただきます。永岡栄治です。 私もいつも大体90分使わせていただくんですが、理事者各位の皆さん、真摯なご答弁をよろしくお願いいたします。 始まる冒頭に私も今回で一般質問、ちょうど10回目になりますが、こうやって議会でケーブルテレビを通して町民の方にも公開した場でいろいろ議論をすると、まさにこれが議会なんだろうなと思っております。そもそも議会というのは、坂本龍馬の船中八策にもありましたが、「万機公論に決すべし」この言葉が創設の由来ともなっております。ですので、ここの場ではやはり真摯に与党、野党を問わずに、やはり議論する場、それで納得して前に進む場ということが望ましいやり方ではないかと思っております。その上で私も一般質問に入らせていただきます。 さて、「チェンジからチャレンジへ」をスローガンに河野町長が2期目の選挙を勝利してから2年8カ月が過ぎました。その間には強制起訴による一審での有罪判決、そしてリコールという大きく町を騒がせるようなこともありました。実はこの2年前、ちょうど2年前の12月議会で、河野町長みずからが石井町長の在任期間を2期8年とする条例を提案しており、賛成多数で可決成立しております。この条例の第1条を確認させてもらうと、町長が幅広い権限が集中する地位にあることに鑑み、町長の職に同一の者が長期にわたり在任することにより生ずるおそれのある弊害を防止するため、町長の在任期間について定め、もって清新で活力のある町政運営を確保し、その硬直化を防ぐことを目的するとあります。 よく知られているように、アメリカの大統領は町長ご存じでしょうが、2期8年に限定しております。これはもちろん努力目標ですけれど、今後石井の町長は2期8年を限度とするのが望ましいと、そういうふうに努力を求める条例だということで、非常に思い切った斬新な地方自治に新たな活を与えるようなそういった条例だったと思いますし、私も賛成討論に立たせていただきました。今、リコールも不発に終わりまして、私も傍聴する限り、高裁の控訴審、2月12日に判決下ります。ちょうど1年かかりましたが、これも恐らくは逆転の無罪判決になると私は傍聴した限りでは感じております。そうすると、町長に対しては待望論、もう一期やってほしい、そういう声が沸き上がっていることは私も聞いております。その上で出処進退というのは、これはご本人が述べることですけれど、改めてこの条例を提案したときの意図、そして現状の心境について河野町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 2期8年にわざわざ条例までつくって自分自身を縛った理由、私が町長になって、石井町ってこなに汚いんかと、もう私利私欲ですね。町長やというものでないですよ。町長というのは、町民のために一生懸命働くのが町長、ところが私が知り得る限りの前の町政というのは、取り巻き連中も含めて自分が利益を得るための町政、幾ら儲かってどのようになったかというのはたびたび私が説明してますように、5期20年の間で石井町は多大な損失を受けてます。財政面では非常に大きな損失を受けてる。そして、私が町長になって、贈収賄でも町会議員の現職が2人も捕まった。これがもし私が町長になっていなかったらと考えたら、恐ろしいものがあります。2期8年の全力投球する中でどこまでやれるか、どこまで議会の皆さん、あるいは町民の皆さんがわかってくれるかということを私はずっと毎日を全力投球で過ごしてきました。 ところが今の山西議員の質問のように、一つもプラス思考でないんですね。こうなってこなにしたらどうか、マイナスのことばっかり考える。これでは町政の改革なり、新しい事業というのは一つもできません。というわけで、長年の長期政権の弊害というのは、私が身をもって体験をしました。絶対ああいう町長にはなりたくないなというつもりで2期8年の条例を制定しました。今でもその気持ちにはかわりありません。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございました。 今でもその気持ちにはかわりはないということですが、私も同僚議員の質問に対して、これは坂東町政とははっきり関係ない話ですので、それはやはり議員としての立場で有権者からの負託を受けた上で発言しておりますので、いい質問も悪い質問もあると思います。ですが、やはりそれは見ている町民の方の判断に任せればいいのでないでしょうかね、町長。 土曜授業につきましては、私も後半のほうで質問させていただきますが、まずゆとり教育から脱ゆとり教育になったという大きな国の流れの中で考えないと、これはいけないと思います。また、後半で質問させていただきます。 町長も先日の人権総ぐるみ啓発研修大会ですかね、最後まで聞かれたんでしょうか、ちょっと時間がなくて聞かれなかったんですかね。冒頭の挨拶でネルソン・マンデラ、南アフリカの大統領のお話をされておりました。私もアパルトヘイト、人種隔離政策ですね、の撤廃に力を尽くした人という、そういう認識しかありませんでしたけれど、よく調べてみると、この方は人生の前半はそうしたアパルトヘイトの廃止を求めた。闘士として闘い、27年にも投獄され、目を傷め、肺を患うという、ご自身も健康被害を受けておりますが、その後は白人と黒人の融和に努め、もちろん人種差別があったことの真相究明はしっかり図っておりますけれど、全人種が融和するような、そうした方針で臨んだため、黒人からも白人からも押される形で大統領になり、ノーベル平和賞も受賞したと。私はやはりこのネルソン・マンデラさん、この方の生きざまというのが、私もリコールではかなり熱くなってしまった部分もありますが、やはりこの生き方を少しでも学ばなければいけないなと思いますが、ネルソン・マンデラさんの融和政策のように、もう石井町、河野さんはリコールにも勝って、裁判にも今度勝ちますから、恐らくは。ですから、もっと余裕を持って石井町民2万7,000人が融和して、合併60周年を町民挙げて祝えるような、そういった雰囲気づくり、もちろん議会では丁々発止の議論は構わないんですけれど、そういうトップとしては町内の融和というほうにもそろそろ頭を切りかえていただきたいなと思っております。戦いにはもう勝ってるわけですから、そのあたりお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 人間というのは何歳になったら悟りを開いて、全てに愛の手を差し伸べることができるのでしょうか。今回のリコールを見まして、リコールに署名した人は違う町長を望んどったわけです。リコールに署名した人は、利権の復活を一部望んどった人もおります。リコールのやり方というのが余りにも汚な過ぎた。もう私は二度と政治には口を突っ込みませんといって捕まった人が、半おどし的なやり方でリコールもしている。あるいは石井町の工事で独占しとった人が、公平にしなさい、あなたが全部独占するんはおかしいですよって言った人が中心になってリコールをしている。リコールしたということは、町長やめなさいということですね。その人たちはそういう思い、また何かの野望があって署名してるんですよ。永岡議員さん、私一番恐ろしいんは上板と同じようなことを石井町がならないかということが物すごう心配なんです。上板もリコール成立したでしょう、上板は。結果がああいうことです。石井町もああいう人たちが応援しとったということを忘れないでほしいと思います。 それでは、1つだけ答えてほしいと思いますが、町長になるためにはどういう人がなったら、永岡議員さんは一番いいと思いますか。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 予想外の逆質問ですけれど、その前にこれは町長にもぜひ認識を改めていただきたいと私思います。よく聞いてくださいね。 リコール、もちろん私も首謀者、そして署名を明らかに偽造した人、この人たちはやはり司法によって裁きを受けてほしいと思っており、そのために刑事告発しました。やはりこういったことを、もう不発に終わったんだからいいではないかと水に流してしまっては、それこそ町長言うように、また同じことが起きて、また偽造されて、気に入らない人がひきずりおろされる、それは民主主義の根幹にかかわる問題ではないかと思っています。ですが、頼まれて、もうつき合いとか義理人情、それといろんな町長に対する40年、50年前の話もありましたし、いろんな間違った情報でした人もおります。後で、ああ、やっぱりするんでなかったと思ってる人もたくさん私はいると思いますよ。 それと、やはり感情的に町長を好きでないという人、中にはやはり利権の復活ということを考えた人もいると思います。さまざまな事情なり理由で署名をしておると思いますので、全てがそういう前町政の復活をもくろんでしたわけではないと思いますので、そのあたりはご理解いただきたいと思います。 それで、町長のどういう人がなってほしいか、資質ですね、やはり私はこれは清廉潔白、クリーンな町政を継続してほしい、これはやはり何事にも増して、第一に条件となると思います。そうしないと、河野町長が文字どおり命を張って、体を張ってここまで改革をしてきた意味が全くなくなってしまいますので、そのように答弁させていただきます。ということで、それに対する答弁が要るんですかね。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) うわさっておとろしいものですね。トリビューンしこくがああいうところで平然と、私と県会議員がバター取引とか……            (「バーター」と呼ぶ者あり) バーターね、もう考えもしない記事を書く新聞ですね、あれ。新聞と言えないでしょうけれどね。そういうことで、2期8年が近くなって私は町長ってこんな人になってほしいなという考えを自分で整理してみました。 ある程度、人脈のある人でないとだめですね、例えば工場誘致、あるいは国会議員に陳情をしに行く場合でも、やっぱり窮地で応援して、ああ、河野さんが来るんだったら待っとろうか、会談しましょう、予算つけましょう、そういう人脈づくりができてる人、あるいはある程度の知識というのは必要ですね。町議会の議会質問を聞かれた町民の方はよくわかるだろうと思いますが、勉強しないで知識もない人が質問しようと思うたら、揚げ足取りの質問かできない。永岡議員みたいにもういっぱいに勉強されて、質問内容を書かれてる、いかに勉強しているかというの私よくわかります。知識がある人、あるいはそれ相応の経験が必要です。私は小さい会社でございますが、2つ、3つ小さい会社をしておりましたので、談合の問題とか、いろいろそういうことが身にしみてわかっております。だから、そういうのが防げる、そういう経験、あるいは強い意志が要ります。あっち言われたらこう、こっち言われたらこう、風見鶏みたいにころころ政策の変わる人、そういう人ではだめですね。自分がこの政策が石井町にとって一番いい方向だと思うんだったら、やっぱり強い意志を貫くべきです。そして、当然勉強するのも必要です。私の所信表明で2時間所信表明したんを笑う人がいますが、2時間表明しようと思うたらどれだけ勉強するか、そういう人がおるかどうかですね。新しい発想を持つことも必要です。今までどおり継承して何も変えんのだったら、何も起こらんし、何も問題は起こらん。しかし、石井町は何も進歩はしません。 最後に、一番永岡議員さん重要なのは、お金にきれいな人です。誘惑がある中で、すぐお金、業者にあるいは仕事を発注して、その日にお金をもらいに行ったような町会議員もいると聞いてます。そういうこと全てについてきちっとできるような人が出てくるのを私は待ち望んでるんです。どうですか、永岡議員さん、手を挙げてみては。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ぜひそういうふさわしい人が次の町政を担ってくれることを私も祈願しておりますし、もちろん私も政治家やっている以上、全く志がないと、そういうわけではないことは、それはお答えしておきます。ですが、私に資質があるかどうかというのは、それはもちろん町民の皆さんが判断することですので、私も研さんを積んでまいります。 それでは、あとはこの流行語大賞にもなりました倍返しという言葉、これが私ちょっと、先ほどネルソン・マンデラさんの高邁な思想に比べたらちょっと、昨今の世相なんでしょうけれど、余り好きではないんですけれどね、町長もリコールの運動をした、署名した人それぞれ事情があるわけですから、決して倍返しのような心では臨んでほしくないと苦言を呈しておきます。また、ある人がこんな言葉を送ってくれました。恩義は石に刻むもの、うらみは水に流すもの、情けは人に返すもの、そういう言葉もございましたので、私からのクリスマスプレゼントとしてお贈りさせていただきます。 それでは、がらりと話題かえまして、スポーツのほうに質問を移ります。 つい先日、Jリーグ、念願の悲願の本当に徳島ヴォルティスが、私も正直なところ難しいんじゃないかなと思っておりましたら、何と2対0で快勝してJ1昇格を10年でなし遂げました。さらには先日は2020年東京五輪の招致決定のうれしいニュースもありましたし、一方で徳島にとっては国体でまたも全国最下位になる、逆戻りするという悪いニュースもありました。ここでスポーツについて集中してお伺いしたいと思うんですが、スポーツしてるとやはりけがというのがどうしてもつきものになりますが、先日も10月27日、東四国国体を記念して開かれてる相撲大会、非常に参加希望も多く盛んな大会なんですが、その団体戦で高川原小学校の2年生の女の子が、体格差が倍以上ある3年生の女の子に対戦して投げられ、頭から落ちてしまうと、土俵に落ちてしまうという事故がありました。その後の対応が、主催していた相撲連盟も、あと引率しておりました学校の教員も、お聞きする限りちょっとお粗末な対応でした。そのときの休日の当番医がどこかも把握しておらず、親が受け入れ病院を探し回ったり、病院で受けたCT検査は異常がなかったんですが、その後自宅で嘔吐を繰り返したため、別の病院でMRIの検査を受けて、一晩入院させて大事をとりました。幸い女児には後遺症は出ておりません。不幸中の幸いだったんですが、この相撲大会で入ってた保険も、保険があるから大丈夫ですということで小児医療の補助も使わなかった、助成も使わなかったんですが、実際は見舞金程度、数千円の見舞金程度しか出なかったということで、非常に学校の対応等に保護者は不信感を募らせておりましたので、来年夏には全国中学校相撲大会がここ石井町で開かれますので、こういった事故が起きないように、またこういう学校行事ではないんだけれど、やはり教員が引率している場合の対応等も改めて徹底していただき、不幸な事故が起きないような対応をお願いしたいと思いますが、このあたりについて教育長並びに教育次長、ご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 日ごろからスポーツの大会で事故が起きた場合には、引率の先生や大会関係者により、まず児童・生徒の安全の確認、さらには医療機関での検査などを指導しております。 保険の備えでございますが、石井町内の幼稚園、小学校、中学校の全生徒は、石井町も補助金を出し、日本スポーツ振興センターの保険に加入しており、学校の管理下で起きた事故に対しては医療費等の給付を行えるよう万全の対策をとっております。 議員さんご指摘の今回の事故でございますが、学校側大会運営関係者の対応のまずさから、保護者の方に不信感を与えてしまったことは非常に残念であり、申しわけなかったと思っております。今後このようなことがないよう、直ちに学校側、大会関係者を呼んで、改善策並びに安全対策の確保の徹底を指導させていただきました。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 余り体格差があるような、やはり学年の違う子供は対戦しないような、そういった配慮をお願いしたいと思います。何しろ石井町、相撲の町で20回の歴史がありますので、大会自体は非常に開催することはいいことだと思いますし、楽しみにしている子供も大勢いると思います。ですので、安全運営というところでよろしくお願いしたいと思います。 それから、初日の町長の議案説明というか、所信表明というんでしょうかね、石井町でもたくさんスポーツで好成績を上げているジュニアの選手がいることをうれしい思いで私も聞いておりました。この中から将来のオリンピック選手が生まれれば、本当に石井町の誇りになるかと思います。 そこで、陸上をはじめスポーツ全般に振興に力を入れておられる村山教育長に、東京五輪に向けた、というとちょっと非常に大きな目標なんですけれど、夢は大きくといいますか、ジュニアの有望選手、そして強化育成方針を改めてお伺いさせていただきます。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 7年後の東京オリンピックに向けての石井町のスポーツ振興というふうなお尋ねでありますが、現在石井町では国際的な大会で活躍している選手の方、そして全国大会で活躍されている選手の方たくさんおります。河野町長も町政の概要説明のときに、具体的に名前を上げて活躍する選手名をたくさん述べられておりました。特に柔道の大島君という柔道の選手は、国際大会でもう既に十分な活躍をしている、そういうふうなことは承知しております。 さて、7年後の東京オリンピックに向けてのスポーツ振興というお尋ねですけれども、石井町の出身の選手が7年後のオリンピックに出場できれば、石井町としても本当に町民挙げてうれしいことでありますし、応援ができて本当にすばらしいオリンピックになると、そういうふうに理解しております。 さて、その強化策ということですけれども、やはり児童・生徒、そして選手については、それぞれの学校であったり、あるいはそれぞれの会社であったり、そういったところで強化練習がされて、そして国際大会で実績を上げる、そういうふうな状況であります。石井町としてどのような応援の仕方があるのか、そういったことについても前向きに考えていきたいと、そういうふうに思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 実際に強化に当たるのはそのクラブに所属する指導者でありますので、そういった方々のサポートということ、もしくは環境整備ということだと思いますが、私も教育長から再三、飯尾川公園の陸上400メートルのトラック、いわゆる全天候型のをしたいという希望があるという話を聞いておりますし、図面も見させていただきました。ミニタウン集会でもそういった意見が幾つか出ました。例えば400メートルが無理なら100メートルの5レーンでもつくってくれないかという希望なんですけれど、今現状を利用している団体、主にはサッカーの指導者の方に聞くと、やはりそれは困ると言うか、反対だという意見でした。ですので、やはりそういう強化に必要だということで、そういう構想を持っておられるんであれば、やはりそういった関係団体との調整というのをしていかないと、これはうまくいかないだろうなと思いますが、そのあたりどうしてもしたいんだということであれば、やはり熱意をもって関係者を説得していただきたいと思いますし、そのあたりご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) スポーツ振興ということで、石井町では飯尾川公園というすばらしい公園、グラウンドがあります。そういう中で以前から全天候トラックを設置をすれば、そこで陸上する子供たち、生徒たちが陸上競技に親しめる、一般の方たちもそこでスポーツ振興ができる、そしてまたそういった競技場を整備することによって、サッカーをする選手、子供たちにも正式のサッカー場として整備がされると、そういうふうなことで数年前からそういうことの実施について、いろいろと町長とも、そしてまた教育委員会でも話はしてあります。 しかし、現在永岡議員が指摘されましたように、そういった競技場をつくるには団体等の協力が要ると、そういうことでございます。設置するには400メートルのトラックであろうが、あるいは300メートルのトラックだろうが、直線で100だろうが、そういうものを石井町としてつくれば、必ず児童・生徒が喜ぶ施設であると、そういうふうに思っております。私のほうからそういった調整をするのはやぶさかでありませんけれども、現在はそういうところの調整ができてない、そういうことが現状でございます。今後そういった調整等々についても前向きに考えていきたいとそういうに思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ぜひとも調整、これは教育長の仕事だと思います。 先日の人権総ぐるみ啓発研修大会の講師、ちょっとお名前失念しましたが、非常にいいことを言っておりましたし、私勉強になりました。教育とは、きょう行くこと、トゥデイのきょうですね、そして足で稼ぐということだというふうに言っておりましたので、ぜひやはりスポーツを愛する気持ちということでは本当に皆さん一致するところありますので、よく話ししていただいて、未来の子供たちによりよい施設になることを、私はそういったことであれば応援をさせていただきたいと思います。ですので、まずは関係者とのお話し合いをお願いしたいと思います。 それと、スポーツについてはやはり生涯スポーツ、生涯スポーツの世界大会も徳島県はじめあるそうですけれど、生涯スポーツということで医療費削減というとちょっとストレートですけれど、やはりそういった側面もございます。何しろ石井町、やはり先日も藍畑壮年会でお話しさせていただいたときにも、石井町の国保料は高い、退職して大体これぐらいお金が余るな、皆さん計算しとくそうなんですよね。その方も計算して、これぐらい使えるかなと、それが上がったことによって予定が狂ってしまったと。そしたら、その方こういうことを言われました。こういうことなら、もう払うんやめるか、逆にどんどん使おうかなというふうな、その方今使ってないので、ご夫婦とも非常に運動好きで健康に気を使ってるんですが、そういう気にすらなるということなんですが、やはりこれは谷脇議員の質問ありましたけれど、皆さんの支え合いというのが国民健康保険、皆保険の精神ですので、ご理解もいただかなあかんのんですけれど、やはりスポーツの運動施設等の整備というのも、非常にこれは石井町の国保料をこれ以上上げないためには効果的だと思います。 それで、何点かお伺いしますが、これは白川議員も再三質問してたと思うんですが、まず私も議員になってから初めて、このテニスコートを見てよということで要望を受けました。町長にも実は何回かお願いしてるんですが、なかなか色よい返事がいただけないんですが、きょうはクリスマスプレゼントをいただけるのかなと期待しておりますが、町長、テニスコート、非常に路面がもうでこぼこになっておりまして、球を使うと球が黒くなるそうなんですね。皆さんやっぱりオムニという砂の入った膝に優しいコートをどうしても使ってしまうんですけれど、一遍にというのは難しいでしょうけれど、1年に1つずつでも改修していけば、これは石井町の健康増進、町民の健康増進、ひいては医療費の削減ということで、これは河野さんの実績ということで未来永劫記憶に残るかと思いますけれど、ぜひ前向きなご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 一足早いクリスマスのプレゼントをくれたりもろうたりということで、そういう意見もいいでしょう。ちょうど19年に私が町長になるときに、前山公園のテニス場を見に行きました。確かにそのときは非常に悪くて、木の根っこがもうずっと入ってきて、グラウンドのところまで膨らんでるという状態でございまして、テニスされてる方のご意見もたくさん聞きました。何が今問題なんですか、あと一面あったら、町長、テニスの試合が行えたのにな、3面ではちょっと難しいんですよ、それだったらということで、一番悪い1面について直させていただいて、あとの2面については補修ということでさせていただきました。永岡議員さんがもう来るたび言われてますので、実はこれ許容範囲の問題でございまして、もうこれ以上は直さなんだら使えんなというところまで辛抱していただいて、やるときはもうやらなかったら仕方がない、要るときにはお金を使うということでございます。ということで、先日見に行きました。こなに言うてくるんやけんよっぽど悪いんやなと思うて、ちょっと6人ぐらいの方がテニスされておりましたら、やっぱり直してほしいという意見がございますので、これは予算の問題もありますけれど、できるだけ早いうちに改修に取りかかるようにしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) すばらしいですね、早速足で現場を見て、実際に話を聞いて改修、できるだけ早いうちにということで期待しておりますので、町長、これは必ず喜ばれる改修、新設になると思いますので。というのは、テニスコートは非常に利用も多いです。聞きましたら、スポーツクラブの指導者は国体の元コーチで久米徳一さんという方で、非常に実績もある方だそうですので人気もあると聞いておりますし、それ以外のときも非常に町内、町外と利用がありますので、ぜひとも補正とまでは言いませんが、当初予算には組んでいただきたいなと思っております。よろしくお願いします。 そのほか前山公園、いしいドームについては、非常にやはり利用者が多いです。料金が安いということもあって、年々いしいドームについても利用者増えております。前山公園については老朽化が進んでおりますが、今現在屋根の吹きつけ工事をしております。いしいドームについても10年を経過して、いろいろと補修が必要な箇所が出てきております。これについてはやはり利用者の声を聞いて、岡田企画さんで対応するところ、そして30万円以上、町がしなければならないところと予算の範囲もあるかと思いますが、これも町民の健康増進という一つの大きな目標に沿っておりますので、ぜひとも速やかな対応をよろしくお願いしたいと思います。 OKいしいパークにつきましては、芝生を利用してる石井サッカー少年団から、ふじっこちゃん夏祭りでステージを組む際に大型の車が乗り入れするために芝生がでこぼこになってるという場所があるというご指摘をいただきまして、私も確認したら実際そのようになっておりましたので、夏祭りで使用して非常に芝生の上で快適なんですけれど、できるだけ芝生を町民皆さんで使えるように、傷めないような板を敷くなどの配慮をお願いしたいと思います。これにつきましては、ご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) わくわく観光情報課長。 ◎わくわく観光情報課長(田中達也君) お答えいたします。 夏祭りで会場の設営時に大型の車が乗り入れて、でこぼこができるということですけれど、私の考えでは多少は仕方がないかなと。これあそこのグラウンド自体が結構やわらかいとなってますので、多少車を乗り入れなければ機材の搬入等々ができません。設営時におきましてはできるだけ気をつけてやっているところではございますが、使用した後の復元につきましては建設課が全力を挙げてやっていただいております。サッカーの子供たちが使うという形でございますが、翌日には関係者、ボランティア等と清掃作業をし、小さい串とか、子供たちがけがをしないような対応をやっております。そういう形でございますので、できるだけご了承を願いたいと思います。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) いろいろ言っていただきましたが、それぐらいはしょうがないから我慢しろみたいな、ちょっとそういうふうに受け取ってしまいましたけれど、できるだけな配慮、夏祭りがああいう場所で開くという以上、それを使っている団体に対してもやはり配慮を必要、例えばグラウンドゴルフというのもかなり影響が出ているように聞いておりますし、場合によってはもう本当に場所を西のほうに、土のところにステージを移すというなことも今後本当は考えなくてはならないのではないかなと思います。ほんで、まずはできるだけ、そういう声が出ているということを真摯に受けとめて対応をお願いしたいと思います。 それで、いしいドームの10周年を記念した石井フットサル場についても、どうも見ると閑散として使ってるふうがないと。これは1時間600円で、スポーツ少年団に入ってると1時間300円で利用できるということなんですが、このフットサルも徳島も非常に沖洲のほうにフットサル場があり、また私の地元のほうにも民間のフットサル場が今建設中というふうに聞いておりますので、このフットサル人気、イルミネーションの今、ほなけん石井イルミネーションがやっておりますので、そういったところでフットサルの大会等も開いても今後いいのではないかと思いますが、フットサルの利用向上についてご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 フットサル場の利用実績につきましては、今年4月のオープンから11月末までの累計利用件数が56件、利用者数が523人で、うちナイターの利用件数が21件、利用者数が209人でした。 利用内容といたしましては、やはり小・中学生の利用がほとんどなかったことから、今後は小・中学生が利用しやすい料金体制等を検討するとともに、広報、周知に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 小学校、中学校の利用がほとんどないということですけれど、具体的にはどんな、確認までに現状はどういう利用料金で、今後はどういうことを検討してるのかということで、再度お願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) 今後また検討する課題でございますけれども、今1時間600円の利用体制を、スポーツ少年団に加入しますと半額の300円になっておりますけれども、その金額を下げたり、またいろいろ減免措置というのも検討しなくてはいけないかなと思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 1時間300円ということで非常に安くはなってると思いますので、やはり手続とか周知の私問題ではないかなと思いますので、子供さん、先日も前山公園に中学生がテニスをしに来ておりましたけれど、やはり適切な周知等が学校のほうになされると、また改善するのではないかと思います。やはり施設をつくった以上は、利用がたくさんあることが施設をつくったかいがあるということですので、よろしくお願いしたいと思います。 私の地元にも農村公園というのがあって、昔はゲートボールを盛んにやってたんですが、最近は遊具はあるんですけれど子供さんの姿も見かけないと。いろいろ農業振興課には木を切ってもらったり、グラウンドを整地してもらったりとしてもらったんですが、ちょっと寂しいなということで、私のいつもの思いつきなんですが、家庭で眠っているバスケットゴールなんかを、移動式のゴールを置いたら簡単なスリー・オン・スリーのバスケットとか、そういうことで子供さんが遊べるんじゃないかなと思いますが、私のアイデアというのは可能なんでしょうかどうか、農振課長、よろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(中村淳君) お答えいたします。 家庭で使われなくなったバスケットボールの移動式ゴールを置いて子供たちにストリートバスケということでありますが、農村公園に関しましては農業者等の農村在住者の健康増進と憩いの場ということを目的としており、各地の代表者、例えば老人会であったり、農村公園の代表者に管理を委託、公園内の清掃とかブランコ等の遊具の点検をお願いしております。地域の農村公園ですので、できましたら憩いの場として利用をしていただけたらと考えております。 また、移動式ということなので、維持管理とかけが等の事故も考えなければなりません。石井町にはスポーツ少年団のバスケットクラブもありますので、そのあたりも利用していただけたらと思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午後1時59分 休憩            午後2時17分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 農村公園については、行政としてはそういう答弁であるかと思いますが、地元で合意がとれたらそういった活用も、もちろん事故の起こらない範囲でいいのではないかと私は思っております。 それでは、保健センターの質問は十分対応していただけるということですので、省略させていただきます。 続きまして、ちょっと前後するんですが、用地交渉で私も例えば道路の改良等で地権者を呼んで、建設課の人に非常に最近親切に対応していただき、用地がまとまったり、いろいろ要望を言われて苦慮する場面もありますが、真摯に対応していただいております。例えば排水をつけてほしいとか、さまざまな皆さん要望がありますが、皆さんの尊いご寄附によって、道路がやはりできていってるんだなと思います。公共事業というのは、やはりそうした多くの方のご協力がないとなかなか進まない、33号線を見るまでもありませんが、そう思います。 いろいろ難航してるところに私も行くのですが、どうも職員の対応、言動に立腹されている方というのが何人かおられるんですね。名前を上げたら、私もそりゃあちょっと暴力的な言動でした方もおられるように聞いておりますが、それはもう町長が再三言われてるんでもういいんですが、それ以外の職員の方もちょっと、えっという常識で首をかしげるような、もちろんこれは私も見たわけではありませんから、どちらが正しいというのはないんですけれど、やはり何かボタンのかけ違いみたいなんがあって、賛成する予定がもう反対に回ってしまうということもありまして、非常に難しいなと思っております。 例えば地籍調査も鋭意行っておりますが、これも非常に職員の方もやはりご苦労されて、近所同士で境界を決めるというのは、近所をわざわざもめさすようなものじゃなという意見もありますが、やはりこれはこれをしっかりしておかないと、道路の改良、ひいては災害時の被害確定等にも影響しますので、これもやはり必要な仕事と考えて取り組んでいただきたいと思います。 財団法人徳島県土地開発公社というところが徳島市万代町にあるんですが、ここは公有地の取得交渉、県や道路公団等の用地交渉を行ったり、代行しております。こういったところを、まさに用地交渉のプロなわけですから、ノウハウというのをまた機会があれば、こういう職員で研修させたりしてはどうかなと思います。これ総務課長としましたが、建設課長のほうがいいのかなと思いますが、ご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 職員の研修ということでございますが、土地開発公社、そういった面についても一つの参考としてはよいことかなとは思いますが、現在職員研修としましては、自治研修センターにおきまして新規職員、5年目、8年目、係長、課長補佐、課長研修、またそういった必須研修を、ほかに任意研修、そういったものについても各職員が受講しておるところでございます。今後におきまして、自治研修センターにおきまして研修メニューなりを検討します委員会が設置されております。その委員会にも石井町からは出席をしておりますので、そういった委員会におきまして用地交渉、用地取得、そういった面についての研修ができないか、また接遇に関してということでございますが、またそういったことに関してはさらなる充実が図ることができないか、そういったことについては投げかけてはみたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 通り一遍の、通り一遍というと失礼ですが、そういった研修だけではなくて、やはりそういった用地交渉等に特化した研修というのもぜひ考えていただきたいと思います。 それでは、町有地の活用というところでお伺いさせていただきますが、まず石井駅東の町有地、防災センターのところですね、分譲住宅に売却、それとPFIもしくは定期借地権等によるマンションで若い世帯を石井町に呼んでくるということで、町長が再三議会で話しされておりましたが、現状どのようになっておりますか、町長にお伺いします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 石井駅東にございます石井中住宅団地跡地についてでございますが、この用地につきましてはその一部につきまして、一般競争入札石井中住宅団地跡地条件つき土地売却実施要領を、これを定め広告をいたしましたが、応募者がなく、売却には至っていないというところでございます。今後におきましては、その利用方法、活用方法については検討中でございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 町長と指名したんですが、総務課長に答えられてしまいましたが、当初から議会での説明でもやはりちょっと単価がこれ高いんではないかという意見もありましたので、町長ももともとは不動産ご専門ですので相場観というのもお持ちだとは思いますが、やはりこれスピーディーに活用を考えていかないとちょっともったいないことになりますので、拙速はいけませんが、スピーディーな対応をよろしくお願いします。そして、石井町に若い世帯の人口を増やしていただきたいと思います。 それで、ちょっとこの冊子を持ってきたんですが、石井町の第4次総合発展計画ということで発行されております。平成23年3月に発行されておりますが、この将来のまちづくりの目標というところで、将来目標人口というところで、ちょっとケーブルテレビは見えないと思いますが、現在人口は2万7,000弱ですね。それをこれから徐々に減少して、2040年に2万2,000ぐらいになるという統計も出ておりましたが、平成32年度のときに2万5,500人まで減るところを、まちづくり効果で2万7,000をキープするというふうに、これ目標でうたっております。ですので、やはりこの目標に向かって行政は動いていかないといけないと思います。これはこうやって書くのは簡単ですけれど、非常に難しい課題だと思います、私は。石井町でもやはり少子・高齢化の波というのは襲ってきておりますので、平成32年というときしくも東京五輪が行われるときなんですが、やはり私の好きな言葉で、「政治屋は今を考える、政治家は未来を考える」という言葉があります。未来に向けて、これどういう施策を打っていくのか、ここはやはり新進気鋭の総務課長で、7年後も石井町に当然在職して石井町を引っ張っていってるだろう黒川総務課長、この将来目標人口2万7,000人を達成するためにどのようなビジョンを石井町として描いてるのか、そしてもちろん最高権者である町長にも2万7,000キープに向けた施策というのをどう考えておられるか、お伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 石井町総合発展計画におけます将来の人口の維持ということでございますが、総合発展計画上におきましては2万7,000人を維持をしていきたいという内容になっておったかと思います。平成32年度末の人口に2万7,000人を目標として、12月1日現在、今年におきましては2万6,503人ということで、この目標を現状で下回っているところではございますが、石井町総合発展計画基本計画におけますさまざまな施策を推進していきまして、また基本構想に定める将来ビジョンを目指していくこと、このことにより住みやすい、住みたくなる、そういったまちづくりに努めていかなければならないなと考えておるところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 政治家と政治屋の違い、今を考えて未来を考える、一番いいことですね。今現在石井町がその計画に向けて考えてるところというのは、今までこの6年半の間に、例えば企業誘致の話がありましたが、線引きなんかでなかなか最適地が見つからなかった、そういう線引きの見直しです。それと、若い人が今石井町でやっぱり働くような場所というのをこれは探さなければ、そういう企業誘致をしなければ石井町で若い人が増えないということで、企業誘致なんかも今進めております。 この16、17日には銀行の支店長とか、あるいは頭取さんの紹介で、高松の大手企業を3社、石井町へ進出する、誘致といいますかね、お願いに訪問するようになっております。あるいは農大の跡地についての人口増、あるいは徳島県がつくっております徳島県農業水産林業センターについても、今聞きますと毎日250人ぐらいの人が出入りをしております。それと、今の質問になりました石井駅東の再開発、ここいらが一番重要な点になろうと思いますので、誠心誠意こういうことについて進めていきたいと思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 総務課長、何か通り一遍のような答弁でしたが、ぜひこれは石井町の未来を担う幹部として全庁的に考えていっていただきたい。町長はかわります。でも、職員は退職を迎えるまではかわりませんので、ですから長期的な計画は職員も考えなければいけないと思います。 それでは、町長のまずは私も企業誘致ということですけれど、白川議員も通告に出しておりましたが、平成9年に四国コカ・コーラボトリングが来て以来、石井町に企業誘致はありません。むしろ撤退はあります。私も例えばイシイフーズ、石井養鶏農業組合ってありますけれど、この株式会社、そのグループ会社に株式会社イシイというのがあるんですけれど、もしくはイシイアイピーと。これは実は「イシイ」と名前がつきながら、本社は国府町矢野にあります。ということで、この法人税も入ってこないということ、残念なことになっているわけなんですが、誠心誠意という言葉がありましたが、町長、やっぱり企業誘致というのはお嫁さんをもらうぐらい大変なことだと思うんですよね。その石井町にずっと住んで操業してもらうわけですから、電話一本で来てもらったりということは当然あり得ないと思いますので、もちろん人脈等もあるかと思いますが、誠心誠意、何回も足を運んで来てもらう。それと、こういうふうに環境整備しております、こういう温かい迎える準備がありますよと、そういったやっぱりサポートがないとなかなか企業は来てくれないと思いますので、今以上のトップセールス、営業努力をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、それに関連して忠勇跡地についても聞かせていただきたいと思いますが、忠勇跡地についても長年、これも購入からちょうど7年ですね、ちょうど18年12月に購入の議案が通りました。そのときの町長が傍聴してた感想もホームページで見させていただきました。町議会には野党が必要だと、与党ばっかりではいけないと、そういうことも書いてありましたので、町議会にもやはりしっかりとした監視、批判的な能力は要るということで、私も町長のことをそういうふうに理解しておりました。現状の進捗状況、教育次長にお伺いいたしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 忠勇跡地総面積1万992平米のうち、2,995.12平米については10月15日に分筆が完了し、教育財産から普通財産へ変更いたしました。残り7,996.88平米については、老人憩いの家の機能をあわせ持った公民館藍畑分館の早期建設に向け、平成26年度当初予算に実施計画を計上すべく業務を行っております。また、建設に向けて国からどういった補助金が受けられるのか、検討している途中でございます。また、石井北認定こども園については、石井町が従来より示した方針どおり進めていく計画にはかわりはございません。 なお、普通財産部分の進捗状況につきましては総務課長が答弁いたします。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 普通財産部分に関する現在の活用の計画でございますが、藍畑分館及びこども園の整備を予定しているほか、そのほかの部分につきましては石井町誘致の貸し付けに関する募集要領、事業用定期借地権ということで募集要項を定めまして、現在は貸付相手を募集中と、公募中ということでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 一番南の角地については一般財産になったということで、今公募中ということですが、商業施設が来るというふうに聞いております。通学路がありますので、その安全対策も図っていただけるとは思うんですが、そのあたりどういう対応を考えておられるか、それと私の私案ですけれど、これで年間500万円なりの収入が町に入ってくると思うのですが、藍畑にとってもメリットもあると思いますが、一方で通学路については危険も生じるかもしれんということで、この収入のうち、50万円なり100万円なり、額はわかりませんけれど、藍畑小学校の子供たちのために使うというような、何かそういうことを考えていただけないかなと思った次第なんです。そうすることで藍畑小学校の未来の子供たち、未来を担う子供たちに役立てるということで地元理解も深まるんではないかなと思うのですが、そういった私の考えについてはどのように受けとめられるでしょうか、これは町長にお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 ご承知のように、あの部分は通学路でございます。考えられるあらゆる安全対策を学校側、また警察、またPTAの方々、保護者の方々交えまして協議して、考えられる全ての安全対策をとりたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 藍畑地区には昔からたくさんの町会議員がいらっしゃいますね。私何しにあそこの土地に歩道をつけるようになったかといいますと、反対側の狭いところを学校の生徒たちがもう並んで、もう危ないような格好で通学をしておりました。藍畑の町会議員さん何しよんだろうなと、石井町にこんないい土地があるのにということで、石井町の土地を子供たちの安全な通学路にしたわけです。今度は3億円も出して、あの広い土地をほっていくわけにいきませんので、大分かかりましたけれど、ようやく数社から申し込みがあって、決まりかけております。 今回の所信表明の中で鳴門ボート場の舟券売り場を廃止という話をしましたが、舟券売り場が例えばある地域に誘致をした場合には、その売り上げの中から地域の方のために活動費として幾らかを寄附する、そして地域の運営に役立てていただくというような場面もあります。この場合はそれに当てはまるかどうか考えてみますけれど、今永岡議員さん、藍畑地区というのは物すごういろいろな面でよくなっております。それは地元の議員さんが一生懸命働きかけてくださってる面もあると思いますが、私どももやっぱり石井町の中で平均する中で、今はちょっと藍畑地区のほうに工事、いろいろな分が重なってるということがございますね。教育次長のお話になりましたように、できるだけ子供たちの安全を阻害しないように考えていきたいと思います。 それともう一つ、実は皆さん方にお願いがありますが、企業誘致ということは、私は一人で今やっておりますけれど、当然町の職員さんにもどなたか知り合いがおったら、あるいはそういう情報があったら教えてほしいと、町会議員の皆さん方にもお願いはしているところでございますね。小林議員さんには、この前にもしそういうつてがございましたら、認定こども園についてご尽力をいただきたいと、そういうお話をしています。 その中で実は先般梶野議員さんからお話がございまして、町長、実は日亜化学の社長というのは藍畑出身なんですよと、一緒に議員さんがそろうて陳情に行きませんかということで、日亜さんも今LEDを日亜さんの場合は自社で全部生産をしているということで、阿南の工場がどんどん大きくなっておりますね。それで、そういうことだったら、ぜひ一緒に行きましょうということで、梶野議員さんのいいご提案を受けまして、今銀行を通じまして日亜さんのほうに、いつごろがいいか、石井町に行って、こういうところがあるからということで対談といいますか、面会の申し込みをしております。そのときはまた議員さんも一緒に力をかしていただいて、石井町全体でやっぱり企業誘致をするという気持ちで皆さん方もご尽力いただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 石井町挙げての企業誘致ということは私も大賛成です。ぜひ日亜化学、そして石井町に来てくれたら、これは本当すばらしいことだと思います。今ある企業をさらに発展していただくということもこれもやはり大事なことだと思いますので、それもよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、いろいろ論議を呼びました認定こども園ですけれど、先月幼稚園保護者、保育園の保護者を対象にしたアンケート調査、こども園は私立がいいですか、公立がいいですか、あとは保護者の方のご意見を書く欄があったと思います。この結果について、すくすく子育て課長にご報告をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長
    ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えを申し上げます。 町内の幼稚園、保育所に通園、通所している子供のいる世帯を対象にアンケートを実施いたしました。内容は議員さんおっしゃったように、認定こども園の整備、運営について、公立、私立どちらを希望するかという質問でございます。配布枚数は678枚、回収枚数が279枚、回収率は41%でした。 アンケートの集計結果につきましては、石井町全地区で公立での整備を希望する方が87%、私立での整備を希望する方が11%、未回答の方が2%でした。地域別に集計申し上げます。石井地区は公立91%、私立8%、浦庄地区では公立78%、私立22%、高原地区では公立89%、私立6%、未回答5%、高川原は公立85%、私立15%、藍畑地区につきましては公立79%、私立15%、未回答6%という結果になっております。まだ個別のご意見についての集計はちょっとできておりません。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございました。 このアンケートは小林議員の強い要望を受けまして、河野町長がそれでは保護者の方に意見を聞こうということで実施されたものです。その際には、やはり石井地区では私立を希望する方がどれぐらいいるのか、多いのではないか、そういうことでとったアンケートだったわけなんですが、結果としては石井地区は私立が8%、公立が91%ということで、圧倒的に公立を希望する方が多い。現在既に公立幼稚園、公立の保育所があるわけですので、これはやはり現行の計画どおり、石井地区は公立で進むべきではないかなと私は思います。 それで、高原については設計の入札も行われておりますが、石井と高原の今後の状況、それと藍畑に関しては、これは私の考えですけれど、藍畑小学校の児童数の推移というのを私教育委員会に資料をいただきましたが、10年前には私も調べて驚いたんですが、237人全校児童おりまして、高川原小学校に次いで町内で3番目に多い学校でした。やはりこれは竜王団地の子供が多かったということが大きいと思いますが、その後10年で一番減っておりまして、現状133人ということで、104人も減っております。将来の人口推計を見ると、藍畑と浦庄はやはり今後120人ぐらいで推移するようですけれど、やはりここは藍畑地域の未来ということを考えたときに、藍畑にはやはり保育所がありません。今後高原保育所も統合されれば、現在の中島という藍畑に近いところから高原小学校の西隣に統合されることになります。ということで、やはり幼稚園では保育所のかわりはできないんですね。ですので、ゼロ歳から2歳、そして働くお母さんを応援するためにもやはり私はここはもう、確かに藍畑も公立を希望する方は多いですけれど、現状藍畑には幼稚園しかないことを考えれば、ここはもう町長の決断をもって民間のこども園を公募すべきではないかと。それで、藍畑地区に子育てしやすい環境を整え、藍畑地区の人口増に私は地元選出議員としてはそういった環境を整えることで図りたいと思っておりますが、この石井、高原の現状と最後藍畑の民間公募について、現状については担当課のほうから、そして藍畑の公募については町長からご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) もう現時点では、石井町がお示しした方針どおり進めていくということで、丁寧に公立につきましては進めてまいりたいと考えております。            (3番永岡栄治君「高原の完成」と呼ぶ) 完成ですか。            (3番永岡栄治君「はい、こども園の完成」と呼ぶ) こども園の完成については、今のところまず28年ぐらいをめどだと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず、石井地区と高原地区ですが、石井地区はもうあと地権者の方の合意が得られましたら、アンケートももうこういう結果が出ておりますので、公立で進めたいと思います。高原地区につきましては、今設計の入札が終わったばっかりです。今すくすく子育て課長からは28年度という話がありましたが、1年でも縮められたら、できるだけ早く完成するように指示をしております。 藍畑の認定こども園につきましては、ずっとこれは私がもうこういう話をし始めてから反対の方のご意見というのも大体取り入れました。藍畑幼稚園は残してくださいということで、耐震の改修も終わりました。アンケートも聞いてくださいということで、アンケートも実施しました。これ以上いたずらに延ばすというのは得策ではないです。藍畑地区の人はよく考えてほしいんですが、今永岡議員さんおっしゃったように、藍畑には保育所がない、幼稚園は残してくださいというから残した、藍畑地区に民間であろうが、何であろうが、新しい保育所ができるというのは藍畑地区の人にとっては非常にプラスになるだろうと考えております。そういう方向で進めたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 力強い答弁をいただきましたが、28年度というのは私もちょっと遅いかなと思いましたので、できれば27年度開所を目指していただきたい。今回設計をとられたところは江原の認定こども園、美馬市のですね、の設計もされておりますので、ノウハウも蓄積もありますし、県産材を使えばその補助もいただけることも美馬市でも実績がありますので、そういった県産材の活用ということもぜひ検討していただきたいなと思いますし、町長に言われてしまいましたが、私もこの場をかりまして藍畑地域の方にぜひよく考えていただきたいんです。これは子供を持ってる親御さんだけの問題ではないと思います。藍畑地域全体にとって、かつては藍畑中学校の敷地であったところをどう活用するかという形で、そういうこども園を誘致するということも未来に向けてのすばらしい選択、チャレンジなのではないかとよくご検討いただき、悔いのない選択をしていただきたいと思いますが、また小林議員からいろいろまたご意見もあるかと思いますので、それを聞かせてもらいます。もう時間がなくなってきました。となると、もうかなり省きます。 それで、最後に出しております食育ということで私なりの持論、これは農業の振興とも関連しますし、その前にちょっと1つだけ、農業のことで藍畑のいわゆる中須地域、かつて火葬場があった地域は非常に排水が悪い。一方で国府の佐野塚、東黒田のあたりはきれいに圃場も整って、見るからに本当にブロッコリーなり、キャベツなりが植わっております。やっぱり排水というのが一つ大きなネックになっておると思うんですが、この中須のほうに途中まで、聞いたらどうも米澤さんが町長しとったときの話らしいんですけれど、大きな農業用水があるんです。これを延長して焼き場のほうまで引っ張ってこれないでという農業者の意見がありました。 予算がないという話になると思うんですが、ここで町長、実は坂東町長の夢というのがあったそうなんですけれど、今の第十の桜づつみ公園があるのご存じですね。それを六条まで桜並木をつくりたいというのが坂東町長の夢だったそうです。私も最近知りました。この公園化とあわせて排水整備というのができないかどうか、そしたらもちろん第十堰のほうは親水公園というのは、遊歩道というのは賛成なんですが、グラウンドにすると水がのった場合に、町長、これは吉野川市でも藍住町でも確認していただいたらわかるんですけれど、数千万円単位でやはり費用がかかります。とすると、やはりそれは非常にネックになりますし、競技団体の方もそういった希望する意見は余りなかったです。そのあたりを含めて、建設課長、そして町長に、この坂東町長のときの夢になりますけれど、地元にとっては排水という非常なネックも抱えておりますので、何とか解決策ということでご検討いただけないかなと思うのですが、農業振興課長と、公園ということでは建設課長も絡みますので、町長にご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(中村淳君) お答えします。 高畑中須の排水につきましては古い事業でありまして、残っている資料で確認しましたが、昔の農業総合整備モデル事業で実施しております。現在はハード面の事業に関しましては建設課へ移行しておりますし、町の財政的な面も出ますので、今後理事者や担当課と協議、検討していきたいと思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 今の問題につきましては、現地をちょっと視察した上で、本当に必要な事業だったらこれは進めていかなければなりません。必要な事業を何しに前の坂東町長はほなに放置しとったんでしょうね、そこらがちょっと私はっきり現地を確認させていただきます。それでまた、必要だったら着工していくというふうに考えていただいたらと思います。 坂東町長の夢が桜づつみ公園の六条まで、何と小さい。そんな夢なんですかというふうに考えました。ああ、お金ができたらこんなことかもう考えることがないんやなと、素直な感想でございます。 石井町は国交省との打ち合わせ、県との打ち合わせの中で、第十堰を利用した水際公園づくりを六条の端まで延ばすように提案をしております。先般国土交通省の所長がおいでてくださいました。町長さん、手順がありますよ、例えば石井町はどういう夢を描いているんですか、住民の合意はどういう意見を持ってるんですかということで、国交省の方も参加の上で石井町が地元の人たちのご意見を聞いて、かわまちづくり支援制度というんがありますね、国土交通省にはそういう補助金があります。石井町と一緒にすばらしい計画を立てていきませんかということをいただいております。よくこれでわかりましたですね。やってください、やってください、補助金つけてくださいではだめなんですね。こういうふうにして、具体的にこういうふうにしたいということで、それでひとつ永岡議員さんに都市計画の線引きのことなんですが、実はこれも石井町は知事に対して線引きの廃止をしてください、工場誘致ができませんよということをずっと言うてきました。国土交通省の署長さんの話を聞く中で、ああ、これはちょっと私のやり方が間違うとったな、町民の皆さんとか町内の中で合意をする中で、こことここが必要だから、ここは線引きを廃止してください、もっと具体的に石井町の未来図を描いてから具体的に県のほうへ要望をすべきだったと思っております。この2つについては、役場の庁舎の中できちっとした答えを出して進めていくようにしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございました。 防災を楽しみに傍聴に来られてる方もおられたのに、申しわけございません。質問時間がなくなってしまいましたが、先ほどの第十堰、これは地元の姫野雅義さんという司法書士の方が運動して、文字どおりまさに命をかけて守った歴史文化遺産だと私思っております。だから、これを観光資源に、そして吉野川一帯にすることには私も異存はありません。ぜひとも町長からたくさんいただいたクリスマスプレゼント、一つでも多く実現するように私も頑張っていきたいと思います。どうも長時間ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午後2時59分 休憩            午後3時30分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。 先ほど議会運営委員会が開かれまして、12月12日の日程を変更するということでございます。12月12日の日程は議案審議となっておりますが、日程の一部を変更し、12月12日、議案審議の前に一般質問といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(近藤忠夫君) 異議なしと認めます。したがって、日程を変更し、12月12日、議案審議の前に一般質問とすることに決定いたしました。2番小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 議長の指名によりまして、ただいまより一般質問を始めます。小林でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 さてそれでは、通告に従いまして随時質問をしていきたいと思いますが、通告してあります土曜日授業についての項目については、私の前にもるる質問がありましたので、1点だけ最初に質問というか、要望をいたします。 こさいは省かせていただきますが、1点だけ、先ほどの山西議員の質疑の中で、現段階においては中学校の部活動については学校教育ということで公休扱いと、そして小学校のスポーツ少年団活動については欠席扱いということでありましたが、やはり勉強が得意な子もいれば、勉強は苦手だけれどもスポーツで頑張ろうという子というのもいらっしゃいます。そして、数は少ないかもわかりませんが、その道のプロを目指して、部活動以外に専門のクラブチームに所属してスポーツに励んでいる子、例えば中学生から硬式野球のクラブチームに入っている子やサッカーのクラブチーム、あるいは先日の答弁にもありましたが、水泳の全国大会に行くような子のレベル等々、みずからの道を選んで進んでいっている子というのもいらっしゃいます。その子たちの活動が土曜日大会とか、あるいはどうしても外せない練習等で欠席扱いとなると、高校に進学する場合などに内申面で不利になる場合というのも出てくるかもしれません。また、高校側からすれば、何で欠席しているのかというのは、一々その欠席の理由というのは出てきませんのでわかりません。ですので、その点について、例えば証明書が出れば公休扱いなどの対応をとるなどの内部協議、今現在もしていると思いますが、それを今後前向きに進めていただきたいということであります。ですので、この件について教育長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 土曜日授業のときに児童がスポーツ少年団等々に参加をすると、現在のところは学校教育活動でありませんので欠席ということになろうかと思います。今小林議員が言われましたように、そういった場合に証明書を出せば、そういった処置についてのいわゆる公欠にならないのか、あるいはそれでも公欠になるのか。実は来年の2月をめどに、各学校ではそれぞれの土曜日授業の詳細について今協議をしております。そういう中で県の教育委員会にも尋ねる、そしてまた校長会とも協議をする中で方法を考えていきたいと、そういうふうに思っておりますので、現在はそこまでしか答弁することができません。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 来年の2月をめどに協議をしていくということで、この土曜日授業につきましては初めて取り組むことでもありますので、随時修正等あろうかと思いますが、できる限りそのような子たちにも配慮をしたような結果を出していただきますよう改めて要望をしておきます。これで土曜日授業についての項目は終わらせていただきまして、続きまして子育て支援、保育料についてということで通告をしてあります。 現在石井町では子育て支援策として、第2子以降の保育料は無料ということでやっていただいております。これにつきましては若い世代、特に最近は長引く不況の影響、景気は上向いてきたとはいえども、地方にはまだまだその恩恵がない状況、賃金アップというのが望めない状況の中におきまして、子育て世代にとっては非常にありがたい制度でございます。しかしながら、基本的に無料といいましても、さまざまな制度上の制約、特に年齢制限というのがこの制度にはありまして、少しわかりにくい部分、保護者の方々が理解できない部分というのがありますので、まずは担当課長にこの制度の制約というのはどのようになっているのかということをお伺いするのが1点と、2点目としてこの制度、この保育料無料化という子育て支援策を打ち出した経緯といいますか、その趣旨について、あわせて2点お伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 第2子以降の保育料につきまして、まず国の基準は同一世帯から2人以上の児童が保育所、幼稚園などに入所している場合は、その児童のうち、最も年齢の高い児童から順に数えて1人目は全額、2人目は半額、3人目は無料の保育料になります。石井町の場合は、その2人目の児童のうち、4歳児未満の児童の保育料を無料としております。就学前の児童が複数いらっしゃる家庭の経済的な負担を軽減し、子育てを応援したいという願いを持って実施いたしております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁を簡単にまとめてみますと、就学前の子供、つまり小学校入学前の子供が2人以上いる世帯の第2子以降というのを大原則とした上で、1つ目は4歳未満については石井町としては無料と、2つ目、これは国庫補助ということで、先ほど4歳、5歳の場合はそれぞれ半額というようなことで理解をいたしました。しかしながら、この制度の年齢制限の部分を聞いておりますと、もう少し見直せばいいといいますか、幅を持たせればよりよい制度になるのではないのかなというふうに思います。といいますのも、現在の制度でいきますと、子供が大きくなってくると最大で2歳差までしかその補助が受けられないというようになってまいります。つまり上の子がその上限年齢である5歳、小学校入学前の年齢である5歳のときに下の子が3歳、4歳未満ですから3歳であるときというのが現制度においての上限部分での補助対象ということになってくるわけでありまして、これ上の子が小学校に入学したときに下の子が3歳である場合には補助対象外ということで、全額保護者負担になってくるわけでございます。しかしながら、これは町長ご自身もお子さん、お孫さんもいらっしゃいますのでわかっていただけると思いますが、大体2人目以降ができるときといいますのは上の子が少し手が離れてきたとき、つまり初めての子が2歳ぐらいになってきて、親として少し気持ちにも余裕が出てきたときに2人目を考えるという人というのが多いわけであります。ですので、それでいきますと、上の子とちょうど3歳ぐらい離れてしまって補助の対象から外れるということになってくるわけであります。ですので、この部分について、本音を言いますと年齢制限などなく、第2子以降は無料ということを検討していただきたいわけでありますが、費用面でそれは大変難しいと思いますので、せめてこの3歳差まで補助が受けられるようにしてもらえないかと思うわけであります。 その理由は、今申し上げたようなことに加え、この制度の趣旨というのがちょっと答弁では出ておりませんでしたが、子育て世代の育児負担を費用面から応援し、子育てしやすい環境を整え、子育てするなら石井町という看板政策のもと、少子化対策及び人口増につなげるというのは常日ごろ町長自身もおっしゃっておりますので、その面からいいましてもぜひとも前向きに検討して、来年度からでも実現してほしい施策でありますが、この点につきまして町長の考えをお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 今お話しありましたように、石井町で子育てをしてほしい、子育て応援日本一の政策の中で何が予算内のうちで取り入れることができるかということを広範囲に検討しました。本来ならば、今小林議員おっしゃったように、第2子以降は全て無料にしたらいいのですが、余りにも高額になるということで、今そういう制約を設けております。これはもう少し実は勉強させていただきたいと思います。予算的な余裕があるのだったら、今おっしゃるように考えていきたいと思いますので、ちょっとこちらで検討する時間をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 本音を言えば年齢制限などなくしてほしいんですが、今申し上げたように3歳年が離れたら補助が受けられない、小学校1年生になったときに下の子が4歳未満という家庭というのが少ないと、4歳以上になってしまうというのが多いわけでありまして、今現状2歳差までを3歳差までせめて、兄弟で年が3歳離れている子というのは非常に多いわけでありまして、3歳差まで広げていただけますよう、改めて検討していただけるということでありますので、要望をしておきます。 それでは、保育料の件についてはこれで置いておきまして、関連して保育所のソフト面について担当課長にお伺いをいたします。 現在公立保育所では毎週末にお昼寝用の布団を家庭に持ち帰って、週末に家で干した後、週明けにその布団をまた保育所のほうに持っていっているわけでありますが、これについて希望者にはクリーニングができるシステムを構築すればどうかと思うわけであります。といいますのも、私も最近おいっ子を2人同時に保育所のほうに預けに行くときというのがありますが、小さい子を2人抱えて、さらにあの大きな布団、お昼寝用の布団を2つ抱えますと、これはもう女の人にとっては本当に大変だと思います。1人と1つならどうにかなるわけでありますが、2つ以上になってくれば、忙しい月曜日の朝に苦労されているお母さんというのもたくさんいるのではないかというように思うわけであります。 また、梅雨どきなど、家に持ち帰っても毎週干せない場合というのもあると思いますので、衛生面からしてもそのようなシステムがあれば利用される方にとっては便利になるんじゃないかなと思うわけであります。希望される方は紙にチェックを入れるだけで週末には保育所まで業者の方がとりに来て、また週明けにはその業者の方が保育所のほうに搬入すると。石井町内の私立のほうでは既にそのようなサービスを導入されているところもあるようでありますので、公立保育所におきましてもそういったシステムを検討すればどうかと思うわけでありますが、この点についてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 保育所のほうに確認いたしましたが、現在は大体月に2回程度、夏の間は毎週持って帰っているようですけれども、お布団を持ち帰ってもらって、シーツの洗濯、布団の乾燥など保護者の方にしていただいております。確かに私立保育園では導入しているようなことも聞いております。保護者の方のご意見を伺ったり、現場の職員と協議したりして、検討させていただきたいと思います。以上です。 済いません、つけ加えます。 検討いたしまして、また保護者のご意見が多いようでしたら、ご希望の方に関してはそのようにしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 利用される方にとっては便利になるサービスでもあると思いますし、また石井町に費用が発生することもございませんので、ぜひとも前向きに検討されて、保護者の意見等多ければ即導入するということでありますが、その点についても申し入れさせていただきまして、この項目については終わらせていただきます。 続きまして、通告の順番とは前後いたしますが、次は治水について飯尾川改修の進捗状況ということでお伺いをいたします。 我が石井町は内水面排水に非常に悩まされておりまして、大雨が降るたびに至るところで冠水するわけでありますが、先日の町長の所信、それから先日他の議員の質問の中にもありましたように、今まで先輩方が年月をかけて辛抱強く取り組んできたことを受け継ぎながら、ようやく加茂野の加減関が撤去され、川幅も倍近く広がり、冠水はするけれども、水が引くのが早くなったという一定の成果を上げていると。また、このことは住民の方々も実感していることだと思います。そしてまた、町長の所信によりますと、下のほう、徳島市のほうの改修が済んだということで、今後は石井町、それから鴨島町のほうに全力を傾けるという知事の言葉もいただいたということでありますので、今後の飯尾川の改修の計画というのはどのようになっているのかというのを、まずは担当課にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 現在の河川改修の状況でありますが、県、吉野川庁舎からの報告によりますと、平成25年度の工事区間として石井町浦庄の山菱電機の北側に位置します公卜橋から上流へ桧瀬橋までの間、約200メーターの河道掘削を施工中で、現在桧瀬橋のかけかえ工事に着手し、橋梁の下部工事を工事中ということでございます。 なお、平成26年度には橋梁の上部工事を終える予定で、その後桧瀬橋より上流への施工時期につきましては現在のところ未定ということで報告を受けております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁によりますと、石井町浦庄のちょうど山菱電機さんあたりから上流のほうに向けて、25年、26年度から改修をしていくという計画があるということで理解をいたしました。 これは昨年、平成24年1月下旬であったと思いますが、県と石井町、それから麻名用水堰の撤去の問題もありますので、麻名用水も含めた3者間で協定書に調印したということを新聞報道等でも見たわけでありますが、その後いろいろな問題といいますか、課題がありまして、現在これは工事は未着手の状態であるというのを私は理解しているところであります。その問題といいますか、課題の中の大きな一つに麻名用水堰撤去に伴う代替措置としてのポンプの設置というものがありまして、これにつきましては私も先日、その関係する自治会の方から封書というのをいただきました。この封書につきましては、私だけではなく、ここにいる町会議員全員とそれから関係する自治会の方々の代表者に送付したというのをその方々からお聞きをいたしましたが、その封書の内容を見た上でその方々のお話というのをお聞きしたところ、その方々の主義主張というのが非常によくわかったところであります。 やはり話というのは聞いてみなければわからないと、胸襟を開いて色眼鏡を持たずに話を聞くことの重要性というのをこの件で私も再度勉強させていただいたわけでありますが、実は私この方々のお話を聞くまでは、実は正直なところ、この方々が反対しているから飯尾川の改修工事が調印後も進まないんだろうなというなことというのを思っていたところもあります。そしてまた、私がそのような誤解をしていたようなことと同じような誤解というのを大多数の町民の方々や、あるいは議員や役場もしているんじゃなかろうかなと思うわけでありますが、この方々といいますのは飯尾川の改修に反対しているわけではございません。むしろこの方々というのは飯尾川の氾濫する地域に生まれ育ち、誰よりも飯尾川の改修工事を待ち望んでいる方々であるということはこの場をおかりして申し上げておくところでありますが、飯尾川の改修工事には大賛成なんです、地域を挙げて大賛成。一刻も早く工事に取りかかってほしいというのがこの方々の願いでありますが、ただ1点、大きな問題というのがございまして、これがさきにも申し上げました代替ポンプの設置の件であります。 そして、この件につきましては、町長もご存じであると思いますが、現状の計画でいきますと、やはり表流水、川の表流水だけではなく、地下水のほうも、はっきりとした量というのがわかりかねますが、くみ上げるようになると。そして、その地下水がくみ上げられると、地下水といわゆる表流水が混合し、衛生面での問題や、あるいはそのくみ上げる量によっては地下水位が低下したり、あるいは枯渇などのいろいろな問題が後になって出てくるという懸念があります。そういった懸念を無視して工事を進めてしまえば、後々その懸念が表面化してきたときに取り返しがつかなくなるというのは言うまでもありませんし、地下水だけで生活している家庭というのも実際にございます。ですから、やはりここは十分な検討が必要であるというように思います。 飯尾川改修というのは県主体の工事でありますが、石井町も3者調印という形でかかわっております。そしてまた、この件に関しましてはポンプ設置計画の見直しを求めているこの団体と、そしてそれとは別に鴨島町とここの近隣自治会を除く方々が早期着工の署名を県に提出したりと住民間の間でも摩擦が激しくなってきております。そして、その辺の事情も町長はよくご存じだと思いますので、やはりここは石井町が主導して、県による説明会ではなく、その計画の見直しも含めた協議の場というのをつくり、町長みずからがその関係する自治会の方々とともにその懸念について問題解消に取り組むことというのも必要なのではないかというように思っていますが、この件につきましてこの代替ポンプの件について、町長はどこが問題で、そしてまたその問題を解消するためにはどのように取り組んでいくことが必要なのかということについて町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後3時54分 休憩            午後3時55分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。副町長。 ◎副町長(朝日隆之君) 飯尾川改修についてご答弁を申し上げます。 今お話しありましたように、飯尾川は氾濫を繰り返す河川でございまして、河川改修は大変重要な課題でございます。今お話がございました麻名用水堰、それから堰放出路にかかっております懸樋につきましては、河川断面を阻害するということで、河道拡幅、それからその撤去が必要ということでございまして、撤去する場合には機能回復をする用水施設、つまりポンプが必要だということでございます。 この用水施設、代替ポンプを設置することにつきましては、今お話がございましたように、周辺住民の皆様方が騒音あるいは地下水への影響を懸念をされているということがございます。河川改修工事、ポンプ及び関連工事を進めるためには、県としては地元の合意形成が必要であるという判断から、現状では事業は進められないというふうに伺っているところでございます。町としても、地元、関係機関との合意形成というのは大変重要であるというふうに考えてるところでございます。このようなことから、まずは地元自治会の皆様への説明会ができるだけ早く開催できますように、我々としてもできるだけ早くできますように県とも協議をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) この問題につきましては、本当に小さなボタンのかけ違いといいますか、地元の山口議員さんが非常に実はご尽力をされておりまして、平成22年9月30日に石井町役場で団体の方と話しした議事録というのが残っております。この議事録には山口町会議員と麻名用水の麻植さん、今いろいろ反対されております高橋さんとか、吉野川の庁舎の次長、高橋修さんというんかな、吉野川の主事なんかが出席をされております。その席で実は県の方はこのように話ししてるんですね、ポンプは地下水ではなく、川の内水を使いますと、実ははっきりこのようにおっしゃっております。山口町会議員さんが地元の自治会の会長さんの実は合意を取りつけて調印に基づいたわけなんですが、その後に県の説明のことを見ますと、地下水も一部取水する、取るような実は表現に変わっております。これは実は要望書の中で私も地元の人と何回もお会いして要望を聞きましたが、本当にこの人たちの考えている飯尾川の改修というのはもう大賛成ですね。ただ、地下水が余りにも、地下水脈より最大1日約10万トンもとるというようなことを書いておりますが、これはちょっと誤解があるようです。実際はその半分ぐらいで、5万1,000トンぐらいか地下水をとる予定がありません。それで、実際1年間の間で使うのが4、5、6、7、8月の5ケ月ぐらいですから、実際は4カ月少しぐらいしか稼働しないということで、今小林議員おっしゃったように、これは石井町がもう間へ入ってきちっとした説明をしたら、私わかってもらえると思うんですね。 ほいで、反対運動、210名ぐらいの方が反対運動の署名をなされた。ほいで、吉野川市の県会議員が、いや、飯尾川の改修は必要なんじゃと、ほれで石井の県会議員さんに一緒に署名して、署名集めしてくれというて集めた。私、それ全然知らなんで、実は3連休の間に4、5人の人が自宅へ来られた、あるいは2人ぐらいの人が電話で問い合わせがあった。署名集めしようけんど、石井町がやりよんですかって。えっ、何の署名ですか。いや、実はポンプの反対の署名じゃと、飯尾川改修は賛成じゃと。その県会議員さんに怒りました。しんだいことをしてくれなと、反対の人が何しに反対しとるかわかりますか、それを説得するんが一番でしょうと。県にも問い合わせをした。県の人に石井町を混乱さすようなことはやめてほしいと。きちっと石井町が間へ入りますので、地元の議員さんも間へ入ってもらって、原点に戻って説明をしませんかと、それで反対の方のおっしゃる意見を十分聞いて、納得できるような方向でやりましょうということで、実は12月中にどなにか県のほうは、その石井町なり県の方がきちっとした説明をしたいということだったんですが、どうしても年末押し迫った中ではこの説明会を開催する日程がとれませんので、1月に入りまして早々に地元の方に対して県と石井町が間へ入ってきちっとした説明会を開催する予定であります。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁によりますと、原点に戻って説明会、これ1月早々に取りかかって、その地元の方々ですね、飯尾川改修に反対しているのではなく、地下水をくみ上げることに反対をしている方々が納得できるような方向で話を進めていくと。これ石井町も関与してやっていくというふうな答弁をいただきました。 ここで改めて申し上げておきたいことは、ポンプに反対しているから飯尾川改修というのができないというのではなくて、石井町から上の麻名用水堰から下まではポンプがなくても改修はできると。このポンプ、麻名用水堰から上のいわゆる鴨島地区の方々が困るというので、一体として改修をするということになっております。この方々は飯尾川改修には反対はしておらないということを念頭に置いた上で、納得するような形で、いろいろな問題や課題というのもございますが、地域住民の方々が納得するような形で話ができますようお願いを改めてしたいと、このように思いまして、次の項目に移らせていただきます。 それでは、続きましてこれも通告の順番とは前後いたしますが、先に忠勇跡地の利活用進捗状況ということでお伺いをいたします。 忠勇跡地の利活用につきましては、前の9月議会でもお聞きをいたしましたが、先ほども出てきておりましたが、南側の交差点沿いについては定借の公募をすると、そしてその北側については公民館と憩いの家、東側についてはこども園として利用するということで伺っております。今回はこの南側の定借のエリアについてお伺いをいたしますが、前回の議会のときには、たしか公募をかける前段階として今分筆作業を行っているというような答弁をいただいておりましたが、先ほどの永岡議員の質疑の中で10月15日に分筆が完了したという教育次長の答弁をお聞きいたしまして、その点については理解をいたしましたが、その中の答弁で教育財産から普通財産にしたということでありましたので、取得当時、あの土地というのは教育財産であるからということで税控除を受けていたと思います。ですので、その点について、その税控除の点はクリアできたのかということについてお伺いするのが1点と、あわせて現在公募の最中ということでありますので、その公募の内容、それから期間、公募の方法、並びに公募の条件及びその条件を定めた根拠についての合わせて2点、総務課長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 まず、1点目でございます。 税控除の面でございます。これは国税庁のホームページでございますが、土地収用法第3条に掲げる事業を計画し、後発的な事情によりその事業計画を変更した場合、収用等の課税の特例の適用関係はどうなるかという設問でございますが、この回答の要旨としましては、当初の事業計画のために買収された用地がその計画どおりの用途に使用されなくなったとしても、収用等の課税の特例がさかのぼって適用できなくなることはありませんというような内容の記されておるところでございまして、税控除についてはこれはクリアといいますか、できておるのかなということで理解をしておるところでございます。 また、続きまして公募の内容ということでよろしかったかなと思いますが、公募の内容につきましては事業用定期借地権ということでございます。教育委員会のほうからはさまざまな議論もされたかと思います、内部協議もされたかと思います。そういった内容を経まして、総務課にいたしまして普通財産がえということの申請が出てきておりまして、その申請手続につきましては10月18日に手続を内部にて行っておるところでございます。 公募の主な内容に関しましては、貸付期間につきましては平成55年3月31日までということで考えておるところでございます。もちろん貸付期間につきましては建物等の建築に係る準備期間、原状の回復期間、そういったものを含む。契約の更新、建物の築造による存続期間の延長はない、買い取り請求権もないという内容でございまして、最低の月額賃料につきましては37万円とさせていただいておるところでございます。契約内容については、先ほど申し上げましたとおり、借地借家法によります事業用の定期借地権ということでございます。 また、活用方法につきまして、周辺居住者の日常生活のための必要な日用品販売店舗等における各種食料品、小売業、またはコンビニエンスストアとしまして、地域活性化等に資する建築物等を創意工夫を含め、みずからの資金負担により企画設計、建築などをしていただくということでございまして、募集に関しては平成25年11月1日から募集要項についてはホームページ、また掲示板について確認……            (「10月1日」と呼ぶ者あり) 11月1日でございます。掲示板、またホームページに掲載をさせていただいておるところでございます。私のほうからは以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁の中で、たしか2,995平米だったと思いますが、分筆したところで、最低月額37万円、これが条件に入るのかなと思いますが、この37万円というのを適当にやったわけではないと思いますので、月額37万円にした根拠というのがあればお願いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 37万円の根拠でございますが、不動産鑑定士よりの意見書を参考としたものでございます。主には土地価格に対しての年率パーセントを乗じるということでございまして、意見書の内容としまして、適正賃料利回りとしまして事業用借地に係る契約地代につきましては借地人の業種、事業収益の規模等による個別性が強い側面があるが、一般的には事業用定期借地権契約の地代利回りの場合は3%から5%、そういったものが目安となっておるというところでございまして、建物の所有目的に係る地代利回りの場合については、建物所有目的をしない場合に比べてやや高目に推移するということがございまして、基本的に土地価格に対しての年率パーセント5%ということで根拠のほうはさせていただいております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 月額37万円を決めたのは不動産鑑定士の意見書を算定した結果であり、土地価格に対しての5%を掛けたというような感じの答弁であったかと思いますが、これ不動産鑑定を行ったということでありますので、参考までにこれ全部行ったかな、分筆した分。分筆した部分の不動産鑑定の価格というのは、今一体どれくらいなのかというのを参考までに教えていただきたいなと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後4時11分 休憩            午後4時11分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 不動産鑑定士からの鑑定額につきましては、約8,800万円ということになっております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) この鑑定額8,800万円、ちょっと答弁をお聞きして驚いたわけでありますが、分筆した約3,000平米の不動産鑑定の価格が約9,000万円ということで、こんなにもあるんだなというように思いました。といいますのも、あの忠勇の跡地は全体として約1万平米、今回の不動産鑑定を行った平米数の3倍以上あるわけでありますので、単純に計算しますと9,000万円かける3倍の2億7,000万円が現在の忠勇跡地の価値といいますか、鑑定価格がこの地価が下落している中においてもまだあるんだなというふうに感じたわけであります。 もちろん鑑定ですから、単純に面積が3倍だから価格も3倍ということにはならないと思います。また、特に今回のあの鑑定地といいますのは、忠勇跡地の中でも交差点沿いの一等地でありますから鑑定額が高かったのかもわかりませんし、またその他鑑定上考慮すべき諸事情、例えば調整区域内の宅地であるとか、などの事情があったのかもしれませんが、これは町長がたびたびおっしゃるように、購入当時べらぼうに高い金額で買ったというのは、当時よりは今のほうが大幅に地価が下落しておりますので、現在の状態で出てきた3,000平米の鑑定額を見ると少しニュアンスが違うのではないのかなと、そのように思うところであります。 しかしながら、今この時期に忠勇跡地の購入金額や、あるいは鑑定価格について議論をしてもどうなるわけでもありませんし、今までを見ておりますと口論になっていくだけであります。しかしながら、今までの町長の答弁、発言を聞いておりますと、少し感情的になり過ぎるのではないかと思うわけであります。今を生きる私たち、そしてこれからを生きる子供たちに私たちが今しなければならないことというのは、過去をいたずらに批判することではなく、未来を見据えて行動していくことではなかろうかなと。先ほどもおっしゃっておりましたが、今を見ながら未来を見る、この忠勇跡地の一画について公募が始まったこと、そして公民館やこども園の敷地として利用するなどの案が固まってきたことは非常に大きな一歩でなかろうかと思うわけであります。ですので、町長におかれましては、今こうした鑑定結果も出ております。そしてまた、町が保有する財産として、こうして利活用できる状態にもなってきております。これを契機として、今後はいたずらに過去を批判する、あるいは攻撃するなどということはそろそろやめにしていただきまして、町長を今支えていただいております課長方も前の町政が残してくれた財産でございます。悪いほうにばっかり目を向けるのではなく、いいほうに目を向けながら、残り任期を全うしていただきたいと私自身はそのように思っているわけであります。ちょっと論点がずれましたが、この点について町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 小林議員さんもご存じのように、忠勇の跡地というのはL型になっております。後ろのほうの敷地というのは、前に墓地があって、ほとんど使い物にならない。ああいう畑だったら、1反100万円でも売ってあげますやという方がたくさんありました。私が町長になったときになぜこういう話をしたかといいますと、選挙期間中に突如藍畑の小学校の運動用地として買ったからなんです。藍畑小学校の運動場というのは、児童数に関して今既に満たしております。それのにあれだけ広い土地は必要ない。それも3億円というお金で買った。3億円で買ったお金を私はすぐその土地を不動産屋さんとか建て売り業者、いろいろ相談しました。あるいは忠勇さんにも要らないから、もとへ戻してくれと、3億円戻してくれって言うた。そのときにどういうことを言われたかというたら、一回売ったものは買いかえません、買い戻しはしません。不動産屋さんは、半額でも、町長、これは買うところないでよというような結果を得ました。その中で闇に包まれた買い方をしてるわけですね。それも署名運動されたのが、校長先生とかPTA会長とか、たった8人です。いかにも藍畑地区に、あの運動場の忠勇の跡地に何か産業廃棄物の処理場みたいなものができるようなうわさを立てて、選挙期間中に買った。何の目的もなしにです。あの跡地を本当にこういうために使います、そのために必要だから買いますというんならそういう問題は起こらなかっただろうと思います。 その当時の皆さん方が、ほとんど何千万円かのお金は渡っとんじゃないか、私に対してもはっきり前の町会議員さんがおっしゃってました。町長、調べてみい、5,000万円はお金渡っとるわ。そういう中で、私はずっとおかしいな、おかしいなって言い続けてきたわけです。当然おっしゃるように、いつまででも言うつもりはありませんが、温故知新という言葉があります。過去を知って、私はそういうことを二度と繰り返さないために、今いろいろなことをやってるんです。そういうことも必要じゃなかろうかと思っております。どうにかあの後の使い道というのも6年半、小林議員、かかりました。本当にもうたくさんな人に見ていただいて、工場の跡にも、あるいは建て売りもしたいというたくさんの人に見せたけれど、金額的にどうしても合わないんです。ということで、これはある人の紹介で、一つの大きなそういう業者が来てもええよというて言ようるという言葉をいただきまして、これが人脈なんです。そういう人がおらなんだら、ずっとあの土地買うて、1年に何回か草の除草剤やって、そういう手間のお金がかかっているだけなんです。そこらもわかっていただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 答弁のとおりであります。今時期はちょうど人権週間でもありましたので、私自身は人権の問題としても提供したつもりであります。やはりその方々というのも前の町政に携わっていた方々、悪い面ばっかりではございません。いいことをいっぱいしておりますし、人材育成もされております。そういった方々についても家族もいらっしゃると。余り公の場で、もう大方7年になるんですかね、言い続けるというのはどうかなというのをちょっと思っただけであります。これは鑑定額を聞いたときにふと思ったので町長に振らせていただきましたが、ちょっと論点がずれてしまいましたので、もとに戻りたいと思います。 先ほどの総務課長からの答弁いろいろいただきましたが、税控除の点はクリアできたということで理解をいたしました。今まだ公募期間中でありますので、今何社公募事業者、応募してきた事業者があるかというのは公表できないと思いますが、現時点においては少ないのではないかなと私は思うわけであります。これにつきましては幾度となく申し入れておりますが、非常に公募の方法というのがわかりにくいのではないかと。これは石井町だけにかかわらず、他市町村や、あるいは県においてもそうでありますが、ホームページに載せただけではやはり非常にわかりにくい。ホームページと掲示板に載せたということでありますが、非常にわかりにくいと思うんです。しかも、そのホームページ上でそのことについて探そうと思っても、新着情報のところがどんどんどんどん下に下がっていって、なかなか探せれないと。私もちょくちょく定期的にホームページを見るわけでありますが、例えばこの公募の案内がどこにあるのかというのを一遍でわかるように、例えばカテゴリーをつくるなどして工夫を凝らしていただきたいと。情報を細分化し、検索しやすいようにしていただけますよう、これは再度申し入れをしておきます。それと全国的公募ということでありますので、全国に知らしめる、全国に公募をする、何かちょっとわかりませんが、行政新聞みたいなものにも掲載する必要もあるのではないかなというように思っております。 次に、公募期間というのが終われば公募事業者の中から事業所を決定すると思いますが、その事業者が行う事業計画について、町はどの程度まで関与できるのかということを伺いたいと思います。といいますのも、あの場所というのは先ほど永岡議員の質問でもありましたが、小学校の真横でありますし、通学路でもあります。保護者たち、あるいは保護者の方々が頻繁に行き来する場所でありますので、安全的な面から心配しているわけでありますが、例えば仮に事業者が店舗的なものをした場合、やはり出入り口は多いほうがいいですから、西の県道沿いとそれから南側にも出入り口をつくるのではなかろうかなというように思うわけでありますが、例えば南側をも出入り口にした場合、あそこはちょうど交差点ですから、渋滞時には信号をすり抜けようとその店舗の敷地内を横断する車が出てきて非常に危ないのではないのかなというふうに思うわけであります。ですので、そういった面について、町はどの程度まで事業者の事業計画に関与できるのか、指導ができるのかということについて、総務課長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 公募の中の要綱の中に記載しておる事項でございますが、遵守等事項というものを定めさせていただいております。その中では事業に起因する交通渋滞、路上駐車車両の発生、藍畑幼稚園及び小学校の児童の通学のための交通安全対策を講じることとして遵守事項は定めているところでございます。これがまず1点でございます。 また、特に交通安全に関しましては契約書の案も作成しております。これも公募の中で同じく契約案についても提示をさせていただいております。その中でも土地の適正な仕様等におきましては、乙は事業に起因する交通渋滞、路上駐車車両の発生、児童・生徒の通学のための交通安全対策を講じなければならないと定めさせて、案としてではございますが、定めさせていただいておるところでございます。また、公募の中でおきまして、交通安全対策についての利用計画を提出していただくということはしております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 公募要項に交通安全対策を講じることと、それから契約前には事業計画書も出てくるということでありますが、先ほども町長が答弁されておりましたように、あの藍畑幼稚園の忠勇の跡地の南側、ちょうど何年か前に歩道ができたばかりであります。その歩道を今小学校児童やが通っているわけでありますが、あそこから車が出入りするようになりますと歩道をまたいで車が入っていくということになりますので、できるならあそこの歩道は歩道として、出入り口は西側だけということにしていただきたいなというふうに思うわけでありますが、これは事業者が決定した場合におきまして、その事業計画がわかった段階でもしかるべき協議の場というのをお互いに持っていただきまして、安全面に特に配慮して進めていただきたいと思います。これは申し入れをしておきまして、この項目については終わりたいと思います。 続きまして、次の項目でありますこども園について質問をしていきます。 こども園につきましては、ほとんど毎議会といっていいほど質問をさせていただいておるわけでありますが、前回の議会の後、たしか藍畑のミニタウン集会の会場の外で公立か私立か、建設するのならどちらがいいのかと町民の方々にアンケートをとっていただきたいと私のほうから申し入れをさせていただいたところ、迅速な対応をしていただけたことに対しまして、理事者はじめ担当課、並びにアンケートにご協力いただきました保護者の方々には、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。まだアンケートが戻ってきてから期間が余りたっていないと思いますので、先ほどの答弁にもありましたように、十分なデータ整理、データの精査というのは担当課のほうでもできていないと思いますが、このアンケートにつきまして3点、担当課長にお伺いをいたします。 1点目は、このアンケートを実施した趣旨について、どのような狙いで実施をしたのかということ、2点目はアンケートの内容について、先ほど対象者は保育所に通っている全世帯ということでありましたが、どういった方々にどういったことを問うたのか、大まかで結構です。公立の保護者だけか、あるいは私立の保護者も含めたのか、記名式か無記名式かなども含めて、その方法などを聞くのが2点目、最後3点目は先ほどのアンケート結果を受けての担当課としての感想、どのようなことを思ったのか、感じたのか、以上3点について、担当課長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 アンケートを実施いたしましたのは小林議員のご意見がきっかけでございますが、担当課といたしましても保護者説明会や地域説明会、ミニタウン集会など、さまざまな機会で町の方針についてご説明してまいりましたが、出席してくださった方もそうでなかった方も、今の時点でどのように考えていらっしゃるのかなというのを把握したいという目的で実施させていただきました。 内容につきましては、町内の幼稚園、保育所に通所通園している子供たちのいる世帯を対象に実施いたしました。公立、私立、両方とも実施をさせていただきまして、方法は無記名です。 配布方法は、幼稚園、保育園で配布いたしまして、回収は目隠しシールを使用して郵送、あるいは園所で回収していただきました。 内容につきましては、先ほども申し上げましたが、認定こども園の整備運営について公立、私立、どちらを希望するかという質問になっております。結果については省略させていただいてよろしいでしょうか。            (2番小林智仁君「はい」と呼ぶ) 感想になりますが、公立を希望する保護者の方の割合が87%と非常に高い結果となりました。その事実は重く受けとめなければならないと思いますが、公立を総括する立場といたしまして、信頼していただいていることを実感し、非常にありがたく、またうれしく思った次第でございます。地区別の公立を希望する割合を比較してみますと、特に石井、高原地区で高く、浦庄、藍畑地区で低い結果となりました。この結果につきまして担当といたしましては、町の方針として今まで説明させていただいたことについて、ご理解いただいている方が増えているのではないかという実感を持ちました。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁によりますと、アンケートを実施した趣旨につきましてはさまざまな機会で説明をしてまいったと、町としては。現時点でどのように住民の方々が考えるのかを把握したいという理由で実施をしたという内容であったかと思います。そしてまた、その回答を受けての担当課長の感想としましては、公立を担当している課長としては、公立を希望する方の割合が非常に高いというのはうれしいと、しかしながら藍畑、浦庄地区の割合が他地区と比べて低かったのは町の方針として説明してきたことについて理解している方が増えたのかなというような感想であったかと思います。 これに関しましては私も一定の共感をするわけでありますが、私自身がこのデータを聞いて、先ほどアンケートの結果を聞いたわけでありますが、感じるところはやはり公立と。特にこども園という幼・保一体型施設については、公立の支持が8割超、約9割ですね、あるんだなというように感じたわけであります。これがこども園についてのアンケートではなく、保育所についてのアンケートだったら、また違った結果というのも出ていたかもわかりませんが、やはり保育所とこども園とは違うんだということが、たび重なる町の説明会、あるいはこの議会放送を通じて住民の方々もこども園のシステム、保育所ではなく保育所と幼稚園部分が一体となった施設であるということ、そしてその中でも短時部と長時部があって、保育所部分は変わらないけれども、幼稚園部分になれば私立のほうが高くなるということも、保護者の方々、住民の方々がわかった上で考えた結果というのが、このこども園を建設するなら公立がよいというのが全体で87%、9割近いアンケートの結果になったというように思っております。 そう思う背景、理由は何かと申しましたら、一番最初に行ったアンケート、これは約2年ほど前に行ったアンケートだと思いますが、あのときのアンケートではいまだその住民の方々というのがこども園について白紙の状態、何も知らなかった状態でよく理解できていなかったわけでありますので、公立と私立の割合というのが実はそれほど離れていなかったわけなんです。どちらでもいいという回答が多かったわけでありますが、このたった2年の間に、先ほど町から答弁があったように、さまざまな機会を通じてこども園のシステムが理解できたからこそ、たったこの2年の間にずば抜けて公立を支持する方というのが大きくなったのだというふうに、私自身はそのように感じております。そしてまた、先ほどの課長の答弁の中でありました、藍畑地区の私立の支持率が、藍畑と浦庄地区が5地区中低いほうだったということでありましたが、確かに今までの町の取り組みが評価されたこともあると思います。この2年間の間の町の対応、特に担当課におかれましては十分なご苦労をされたと思いますので、その点が評価されたということもあると思いますが、2年前のアンケートと比べますと、私立の支持というのは藍畑地区でもがくっと下がっておるというのもデータとして残っている事実であるというのは再度申し入れをしておきたいことであります。 このアンケート結果、こども園を建設するなら公立でというのが8割を超えたこの結果を受けまして、町長にお伺いをいたしますが、私は前の議会で費用面から考えると、石井地区に私立のこども園を誘致するのが一番であるということを申し上げた上でこの住民の方々の意向を一回聞いていただきたいということで申し入れたわけでありますが、そのアンケートの結果がこうして出た中で、石井地区のこども園について現在用地交渉中であります。公立でいくのか、私立でいくのか、どちらの方向で進めていくのかということについて、先ほど永岡議員の質問の中で答弁は出ておりますが、公立でいくということに決めた理由について、たしかアンケートの結果を見て、住民の方が思うのなら私立でもいいですよということを前回おっしゃっていたので、今日決めた理由について答弁をいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 当初から一貫してお話をしておりますが、今まで今現在石井町が公立でやってるところについてはこども園についても公立でやるという方針が一番前提にあります。小林議員さんの中で、それだったら石井が一番人数も多いし、金額もかかるので、民間でもええんじゃないですかと、何しに藍畑ばっかり民間、民間言うんですかというお話がありましたので、それじゃあもう一度皆さん方のご意見を聞きましょうということでアンケートをしましたら、やっぱりアンケートの結果でも、私も一部しか見ておりませんが、今石井町が幼稚園なり保育所を石井地区は公立でやってるのに、民間に変える必要はないという意見があったように思います。そして、これはたびたびお話ししてますが、藍畑地区についても何ら問題はございません。幼稚園は残して、保育所がないところに民間とはいえ、新しい施設ができるわけですから、藍畑の皆さんにとっては喜んでもらえるだろうと私は思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後4時38分 休憩            午後4時52分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。 時間延長いたします。小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁では、当初から一貫して公立は公立でいくと、そしてまた石井地区、高原地区というのは住民の方々の意向も酌んで、確たる公立の方向性が出ているわけであります。特に石井地区におきましては、規模が大きいため一番費用がかかるにもかかわらず、先ほどの答弁でもありましたように、公立でいくということでありまして、これは藍畑もぜひとも住民の方々の意向を酌んでほしいわけであります。といいますのも、藍畑地区においては、高原地区や石井地区のように用地買収をしなくても、もう既に土地があります。町が公立でやると決めればすぐにでも取りかかれるわけであります。そしてまた、幼稚園は耐震補強ができているとはいえ、これは町長自身も庁舎建設のときに答弁しておりましたが、幾ら耐震をしても耐用年数の問題もございます。藍畑幼稚園は古く、このままでは近い将来建てかえをしなくちゃならないと。であるならば、既にもう土地もある、住民の意向も公立が優先と、藍畑幼稚園もこども園として新しく存続するということで、藍畑のこども園についても公立でいくという方向性を示唆していただきたいと、こう思うわけであります。確かに町長のおっしゃることも非常によくわかります。藍畑地区は保育所がなかったから、私立のこども園を誘致すれば保育所も幼稚園もできるではないかと、このおっしゃっていることもよくわかります。 しかしながら、私は逆だと思うんです。藍畑地区には今まで保育所がなかった。藍畑の子供たちは今まで高原保育所や浦庄保育所などに通うしかなかった。町長おっしゃるように、他地区と比べて非常に不便をしていたわけなんです。公立は公立でいくという町長の主張というのもよくわかります。けれども、保育所がなくて不便をしていた地域が、その不便をしていたにもかかわらず、そしてまた住民の意向も公立支持であるにもかかわらず、私立の方向性を打ったて当初から打ち出されていると、一回も公立の打診というのもなかった。他地区と比べて不便をしていたからこそ、今度は公立でいくという、このような見方というのもできるはずではなかろうかと思うわけであります。固定概念にとらわれず、また当初の計画や、もしかすると感情的な部分というのもあるのかもわかりません。しかしながら、それらを全て消化して、石井町のこども園を全て公立でいくんだと、ハード面では私立には勝てないけれども、庁舎建設のときにも言いました。質素な建物でも災害に強い建物にすると、質素な建物でも内容のよい就学前教育をするというような気概でもって公立でも私立に負けないレベルのソフト面、これを提供していくんだという気概を町長には見せていただきたいわけでありますが、この点について再度町長に伺います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 私は石井町長として財政的な面、及び全ての町民さんにとってどういうことが一番ベターかということを常に考えております。小林議員は常に藍畑地区のことを考えて藍畑を公立っておっしゃってますが、石井町全体のことを考えた場合に、藍畑のあの忠勇の土地があるから公立、あるいは藍畑地区の人の要望が多いから公立というのはちょっとおかしいですね。今まで不便というふうに私は考えておりません。今、例えば藍畑地区の方が保育所に通うにつけても、もうこのごろほとんど送り迎えをしておりますし、余りご不便はないんじゃなかろうかと思っております。その忠勇の土地の高いお金で買った分が、民間で1つぐらいはやっぱりどうしてもそれは民間の施設というのは必要なんです、石井町にも。 そして、これはたびたび言ってますように、藍畑地区の人は民間でも公立でもどちらでも選べますということなんです。だったら、お金をかけるのは、藍畑地区には忠勇の土地を買っていただいて、民間の方にすばらしい施設のこども園をつくってもらおうじゃないですか。そしたら、石井町の人がそこがよかったら民間のところへ行く、あるいは公立がよかったら今までどおり公立で行けるんですから、何も問題はないだろうと思います。石井町全体の予算とかいろいろ経費面を考えて、一番妥当と考えておる結論でございますので、これも小林議員が町長の考えわかりますというふうにおっしゃってますけれど、私も小林議員の考えはわかりますが、当初のとおり進めらせていただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 石井町全体の予算とかをいろいろ考えたら、私は石井地区のほうがいいんじゃないかなというふうに思いますが、これは押し問答になりますのでやめておきますが、私もこの点当初から、計画の打ったて当初から藍畑は私立、もう私立以外の選択肢がなかったわけであります。この計画の打ったて当初から自分自身納得ができませんので、今後も諦めず粘り強く訴え続けていきたいと思いますが、時間の関係上、本日はこれで終わらせていただきます。しかしながら、こうした見方もある、あるいは住民の希望があるということは町長にもご理解いただきたいと、このように思うわけであります。 それでは、続きまして次の項目、新庁舎についてということでお伺いをいたします。 通告では進捗状況等も入れておりましたが、時間の都合上、進捗状況等は省略させていただきまして、臨時議会でも問題となりました特約条項についてお伺いをいたします。 今回のこの新庁舎の入札に当たりましては、前もって石井町は入札参加業者の方々と談合等の不正行為、及び暴力団等排除に係る契約解除と損害賠償に関する特約条項というのを結んでおります。これは先日の議会承認があった日以後、締結された本契約と一体となした契約であるというのはこの特約条項の第1条でもうたわれているとおりであります。そして、これはまたさきの臨時議会でも取り上げましたが、この特約条項の第2条6号において、発注者側の刑が確定した場合で受注者との関連が認められるときと定められておりまして、そして第3条において契約を解除するかどうかにかかわらず、受注者側は賠償金として契約金額の10分の2、つまり約9億円の契約金額の2割の1億8,000万円を石井町に対して支払わなければならないというように定められておりますが、この特約の適用について現在どのような措置をとるつもりなのかということについてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 特約に該当する事項に当たることはないものと現在のところ考えておるところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁では、特約の事項に該当する項目がない、該当しないということでありましたが、それではお聞きをいたしますが、上板の前町長は何の工事で、そして何をして有罪となったのかということについてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 上板町前町長につきまして、今問われておる問題につきましての対象となった工事となりますと上板中学校の屋内運動場改築新築等工事、こういった内容のものであったというふうに理解をしております。その問われておる内容につきましては、官製談合防止法違反ということと理解をしております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 上板町の中学校体育館新築工事に絡んで、その情報、つまり最低制限価格を民間人の方を通じて業者に漏らしたということで、前町長及び民間の人も刑が確定したわけであります。そして、さらにその民間の方におかれましては、その受注業者から謝礼金をもらったとして追徴金も科せられております。これ特約条項の第2条6号に定める受注との関連というのが十分認められると思うわけでありますが、この点について再度お伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) 特約条項第2条第6項でございます。関連が認められるときということでございますが、この関連が認められるときということの内容につきましては、この事件に関しまして、共謀、または積極的に漏えいを働きかけた、そういったなどへの適用ということでは考えておるところでございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 関連が認められるときというのは、共謀であるとか、あるいは積極性の問題であるということでありますので、関連は認められないという結論を今出しておるということでありますが、それならなぜこの謝礼金という形で業者はお金を渡したのか、働きかけがあったときに業者の方は断ることもできたはずであります。しかし、それに応じて落札をし、恐喝されたのではなく、みずからが謝礼金ということでその情報を漏えいしてくれた方にお金を渡した、これについてこの行為、一方は刑が確定しておるんです、実際に認めた。そして、今朝の新聞にも大きく載っておりましたが、この業者、その談合事件に絡んで受注した業者は、その情報を漏らしてくれた方に数百万円渡した分を除いても2,000万円以上の利益を上げていた。ということは、つまりその情報を受けて高い落札率で落札をした、最低制限価格から10万円以下で入札をして利益を上げたということでありますが、このような犯罪というのは相手方がいなければ成立し得ない罪であります。幾ら一方的に情報を教えるといっても、それに応じる業者というのがいなければ成立し得ない罪であると、私はこのように思っております。応じて落札したから一方について罪が確定し、これ十分この6号に掲げる乙の受注との関連が認められるときということになると私は思うんです。 この件につきましては、つまり談合の舞台となった上板中学校体育館新築工事の受注者というのは、前の臨時議会でも出ました。書類上明らかなわけでありまして、常日ごろその信念を貫いて、悪いやつらを眠らせないと言っている町長にとってみれば、これは適用すべきであると私は思うわけであります。先日の損害請求裁判に関しての質問時にも町民の方々の血税を取り戻すと町長はおっしゃっておりました。この庁舎建設費にも町民の多額の血税が投入されております。しかもこの特約条項を適用すれば、2割もの賠償金、約1億8,000万円もの多額のお金がまた石井町民のために使えると、このようになると思います。日ごろから信念を持っておっしゃっております。町長の悪いやつらを眠らせないという言葉、この言葉を踏まえまして町長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 悪いやつらを眠らせないから、忠勇の跡地の問題についてもいまだに言ってるんです。裁判所の判決を小林議員は見ましたか、それだったらあなたが言ようるようなことが合うとんだったら、相手側の業者も何か有罪になるべきですね。しかし、私たちはあの判決を受けて、役場の中でよく検討をしました。これは上板の町長と、それとその応援していた人が相手側に働きかけた。相手側が仮に仕事が欲しいから上板の前の町長にお願いしますとか、そういう頼んでることが明らかになったら共謀性は認められるわけです。しかし、何の関与もなしにこちらから持ちかけていったということで、裁判では相手側のほうというのは犯罪に問われておりません。だから、石井町についてはその特約事項には当てはまらないという結論でやっております。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 悪いやつらを眠らせないから、前の町政のこと、7年近く言っておられるわけでありますが、答弁でお聞きしたところ、石井の新庁舎をとった落札業者の方ですね、その方が裁判では認められていないと、また積極性の関与がなかった、だから適用できないといったような感じの答弁ではなかったかなと思いますが、それは私町長の信念と少し違うんじゃないかなと思います。ですから、少し角度を変えて再度町長にお伺いをいたしますが、裁判で認められていない、つまり罪の有無は別といたしまして、ある民間人からその情報の漏えいがあった。その求めに応じ落札をし、余ったお金でもって謝礼金として何百万円か支払った。また、最低制限価格ぎりぎりの価格、その教えてもらったとおりの価格で応札をし、落札をした。そして、今朝の新聞に載っておりました、2,000万円近くの利益を上げたこの行為ですね、こういった行為が町長の中で許されるべき行為かどうかというのを、その点について町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 許されるべきかどうかというのは司法が判断するべきじゃないでしょうか。私にそれが許されるべきかどうかということを問われても、今小林議員さん、自分でも言うたとおり、最低制限価格を設けとっても、まだ2,000万円のお金がある。石井町ではそういうことが日常茶飯事に行われとった。だから、私は信念に基づいて絶対そういうことは排除する、そういう中で今進んでおるんですよ。仮にじゃあ小林議員が言ようるように、解約して特約事項に当てはまらんからというて石井町が訴えられて、また損害賠償言われて、そのときの責任が持てますか。私は司法の判断の中で、相手側のほうから働きかけた事実はないから犯罪として問われてない、だから石井町は特約事項に当てはまらないということを言ってるんです。それが石井町の結論です。 あとどう思いますかというのは、裁判所に聞いたほうがよろしいかと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 町長の信念に基づいて、石井町でも過去行われておったと町長はそう思うと、だから信念に基づいてずっと言よるわけであるという答弁であったかと思います。許されるかどうかは司法が判断すべきであるということでありますが、私は今とっている方と解約をして特約条項を適用しろと言っているのではありません。ここに第3条に載っているように、解約の有無は解約するか否かにかかわらず、賠償金として10分の2に相当する額を支払わなければならないと定められている、この条項を適用するべきだというふうに言っているわけであります。といいますのも、罪の有無というのは町長の中では私は問題ではないと、相手側から働きかけた事実はないと、だから司法に従ってやっているということでありますが、罪の有無というのは町長の信念の中では私は問題ではないと思っております。あくまでその事実がだめだからだめだということで今までやってきたんだと、私はそのように思っております。といいますのも、今2億円の損害賠償請求裁判、現在民事で争っておりますが、その以前には刑事裁判もしております。そして、その刑事裁判では無罪となったわけでありますが、町長が知り得る事実、それが許せないということで、その信念に基づいて現在も公費でもって民事裁判をしているからであります。 だからこそ、私はこの件についてもその信念を貫いて、凛とした態度でこの賠償金を請求すべきだと思うんです。信念というのはまさしく一本でなければなりません。相手かわれば態度が変わるではいけないと私は思います。いつも強気な町長が、なぜこの件には弱気なのか、私はわかりかねますが、町長におかれましてはいつもどおりの信念を貫いて、凛とした態度でもってこの賠償金の請求に取り組んでいただきたい。なぜなら、この第2条6号に掲げる発注者等に対し、その受注乙の乙、受注者との関連が認められるときという場合が、既にこの特約を前もってその受注業者の方には渡してるんです。それを受けて相手方の刑が確定した場合は、石井町はこれを請求いたしますよということで、その受注業者の方々に投げかけている。そして、それを受けて受注業者というのは応札をしてきた。関与があるというのは、これはもう新聞報道で見ても明らかであります。やはりここは凛とした態度でもって、町長の言う悪いやつらを眠らせないというこの言葉ですね、その信念に基づいてこの7年間言い続けてきたこの言葉に従いまして、町長には凛とした態度でこの請求に取り組んでいただきたいと思いますが、再度この点について町長にお伺いをいたします。
    ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 弱気ですかね、一本私は芯が通ってると思いますが。 その業者が県からの指名停止も受けず、あるいは今度の裁判でも有罪にならず、そして私たちは特約事項には当てはまらないという結論のもとでやっているわけです。これが何の信念に揺らぎありますか。私は私の言ったことに対して全て責任を持っておりますので、この事件に関して何ら弱気になる必要はさらさらございません。この事件に関しては、阿南の業者と石井の業者がJVを組んで、適正な公正な入札をして石井町が3億2,000万円のお金が余った、そういう事実だけを私は思っております。自分でも評価します。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) この業者の方々におかれましては、今回は適正、公正な入札をしたんでなかろうかと私も思うわけでありますが、町長のおっしゃるようなその業者が県からの指名停止を受けず、また裁判でも有罪とならずという点においては、この特約条項には関係がないのかなと私は思うわけであります。といいますのも、そういった文言は入っていない、受注との関連が認められたときで、前の町長等に対し刑が確定したときにはこれを請求しますよという特約をここで結んでおるわけであります。そして、裁判でも有罪となっていないとおっしゃいますが、この特約を投げかけた当時、既にこの建設業者の方は時効であって、逮捕も抑留もされておりません。ですので、ではなぜこの特約条項、ただの飾りになってしまうわけであります。この特約条項を何のために結んだのか、それは石井町が凛とした態度でもって、こういったことは許さないという態度で臨んでつくったものだと私は理解をしておりますが、納得はいっておりませんが、時間の都合もございます。これ以上は見苦しくなるだけでありますので、ここでやめておきます。しかしながら、私自身はこれはやはり庁舎内で検討して適用すべきではないかということを再度申し入れをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 本日はこれにて散会いたします。            午後5時18分 散会...